今日は中3の娘の中学校の進路説明会がありました。
中学校の校庭が臨時の駐車場になっています。
中学校は田んぼに囲まれていて、駐車場から見た南の空はさえぎるものがないくらい広いんです。
車を降りて空を見上げると・・・
手前の雲の切れ間と遠くの切れ間からたくさんの「天使のはしご」が降りていました!
きれい!
進路説明会と言っても、娘は資格の取れる私立高校をAO推薦か専願で受ける予定なので
他のお宅とはちょっとウチは温度差が違うんです。
幸いその学校は偏差値が下のランクだし、国・英・社の3教科受験なのでさほど心配はしてないんです。
「入る」という事についてはね。
お金の方も、「入学してから奨学金の手続きをして、資格を取って卒業したら就職して返す」と言っているし、就職率の高い学校なので、その点はまず大丈夫だろうと。
問題なのは「通う」という点。
朝5時半起床。6時半のバスで出て、地下鉄、バスと乗り継いで約1時間半~2時間かけて通うんです。
正直、今はその体力はない状態。とにかく疲れやすくて。
だからと言って近場の私立ではその資格は取れないし。
ということで、今は体力をつけて生活のリズムを超朝型にシフトするように家族で協力しているところです。
お勉強の方は焦らせてストレスを与えてしまうと余計に疲れやすくしてしまうので
「無理のない範囲で、やりたいようにやったらいいよ~」くらいのスタンスで見守っています。
ただでさえ14日の英検準2級の2次試験と21日のECCのスピーチコンテスト全国大会を控えているので
彼女にはそれだけでいっぱいいっぱいなはず。
「それが終わったら本腰を入れて勉強するから。」
と本人も言っているので、ラストスパートに期待したいと思っています。
説明会が終わり、子供たちは先に体育館から退出。
保護者に向け、学年主任の先生が神妙な顔をしておっしゃいました。
子供たちは頑張らなきゃならないと分かっているんです。
どうか、プレッシャーはほどほどにしてあげてください。
最近、元気がない子が増えて来ています。
家に帰ると息苦しくなるから、と、いつまでも学校に残っていたり、寄り道をして帰っている子もいます。
「ただいま」の返事が『晩御飯まで勉強しなさい』になっていませんか?
ご飯を食べ終わると『テレビなんか見てないで早く勉強しなさい』って言ってはいませんか?
過度のプレッシャーは子供たちのやる気をかえって失わせてしまいかねません。
子供たちが「そろそろ始めようかな」と思っている、その時に、なぜか親が「早くしなさい」と言っちゃうんですよね。
「今やろうと思っていたのに~」「言われる前にやればいいのよ!」なんていう会話してませんか?
あと2分待てば子供が自主的に始めるところを見れたかもしれないのに心配でつい言っちゃうんですよね。
「勉強しなさい」の言葉が出そうになったらぜひ少し待ってあげてください。
ゆっくり話をしたり、一緒にテレビを見て笑ったりする時間も心の安定のためには必要だと思います。
全く受験に触れないのも気を使っているように思うし、
やはりそのあたりはお子さんの様子をよく見ながら適度に声掛けをしてあげてください。
とのことでした。
娘はお勉強が大嫌いなんですが、『勉強しなさい』と言われなくなってから「やらないとまずいかも・・・」と思うようになったそうです。
「勉強しなさい」「いやだ!」っていうバトルに費やしていたパワーの行き場がなくなり、冷静に自分の将来を考えるようになり「すこしずつでもやろうかな」と、勉強する方にパワーが使えるようになったみたい。
今は英検の勉強とスピーチコンテストの練習だけしかできなくてもいいよ。
机に向かう習慣がつけば、今月下旬からスパートをかけやすくなるかもしれないしね。
進路説明会に参加したら戦々恐々としている他の保護者の皆さんの勢いに押されて
自分を見失ったりしないかな~と、自分を観察していたもう一人の自分がいたんですが、
意外と今まで以上に冷静になれた気がします。
「あなたは今のままで大丈夫。ちゃんと上向きになっているよ。みんなの5分の1の高さの階段を5倍の時間をかけて上っているけど、それでもちゃんと進んでいるから、大丈夫。ちゃんとイメージ通り、英検も全国大会もクリアして次の『受験』っていうステージに進めるから。」
よかったな~。そう思えて。
今日は娘を乗せて帰ることにしていて、車の中で本を読んで待っていました。
ふと顔を上げたら西の空が・・・
天使のはしごが放射状に空にのびていました。
この学校の生徒たちは毎日こんなに広い空を眺める事ができてるんだな~。
卒業したら娘も私もここで空を見る事はなくなるんだな~。
あと何回この空を見る事ができるんだろう・・・
さっきよりも神秘的な美しい光景をちょっぴり寂しい気持ちで眺めてしまいました。
娘を乗せての帰り道。
「せっかくだから、あそこに寄って帰ろうよ」と娘の方から言って来ました。
隣の団地の絶景スポット。
太陽が一日の最後の光を広げていました。
たくさん天使のはしごを見る事ができた、幸せな一日でした。
きっと今日はたくさんの天使さんたちが舞い降りて、
たくさんの方々の元に散っていったんでしょうね・・・。


