続きです


10代になりたての学生の頃から
ずっとなんでも話してきた
家族みたいな女友達。

進学先が変わっても
住むところが違っても
思い立ったら
いつまでもどんな話もしてきたのに。


彼女の妊娠報告を受けて
応援したい気持ちで
自分の悩みを話すことをやめ、
少しでもストレスがかからないように
二人で会うときは主に聞き役にまわり、
どんなことも彼女の立場で応援してきた。

無事に出産をすませ、
育児が始まった彼女。
時々かかってくる電話は
子育てのストレス、
ご主人への不満。
自分の時間をなかなか作れず
辛い思いを口にしていた。

そんな彼女に私の悩みを話すことはできず
子育ての話を聞き、
彼女を応援してきた。

とはいえ、
私も子供とでかけたいな。
とか、「子供が欲しいな」という話は
悩みとしてではないけど
相槌の中でしてきたはずだけどな。

きっと

そんな気遣いのようで
気遣いでない会い方。

子供がいて羨ましい彼女に・・・
「可哀想な女」と思われたくない
私は話を聞けるだけのゆとりがある
って強がって見せたかっただけだったのかも。

彼女の妊娠のストレスにならないように、
育児のストレスが少しでも緩和されたらな、
と思って
聞き役に徹して来た自分は

相手にも同じように
私の気持ちを思い遣って、寄り添って欲しい。
どれだけ彼女の辛さに寄り添ったら
私の話に耳を傾けてくれるだろう。

そんな、
すがるような気持ちの見返りを求めて
話を聞いてきたから

関係はおかしくなった。
きっと、私の弱さがそうさせたのかも。

無理してきた分、
彼女が嫌いになった。

時間が経てば経つほど
嫌な思いが更新されるばかり。

会うことが辛くて
治療の妨げだとさえ思えてしまった。


だから。


「もう二度と会いたくない」
なんて
相手の出方に期待するような連絡はしない。


次に会う具体的な約束をしないだけ。






またいつか
話せる日が来るといいな。


その時の自分は
きっと、今の自分とは違う心持ちなはず!


平成の内に書き納めたかった(^^ゞ
令和という変化に
前向きに乗ってゆきたい気持ちです♪