相手を理解しようとすると、
相手は言葉で自分の事を表現しようとします。
その時は相手の話を聴き、
相手の感情を受け止める事で理解へ一歩近づきます。
その時はテクニック、スキルではなく、思いや愛が
必要です。
その上でやっとスキルが必要になってきます。
通常は
相づち、うなずき。
で相手の話を聴きます。
今度は第2段階に行ってみましょう。
次は
『相手の話をまとめて自分の言葉で返す』事です。
ここでご相談であった実際の例を見てください。
<親子のコミュニケーション>
子『母ちゃん、ちょっと話があるんだけど』
母「どうしたの?話してみなさい、聞いてあげるから」
子『なかなか言いにくいんだけど』
母「お母さんはあなたの事を心配してるんだから話してみて」
子『実はね、学校が嫌で行きたくないんだよ。』
母「なんですって!学校が嫌って!?みんな行ってるんだから、嫌も何も行かなきゃダメじゃない。勉強がついていけないの?あなたは本当はやれば出来る子なんだから。
とりあえず行ってから考えればいいの。」
ロメロ先生、こんな調子でいつも同じ喧嘩を繰り返して
段々会話が減ってきてるんです。
お母さんは言いました。
お聴きしていると、どうやらお母さんは
子供さんが変わってくれる事で問題が解決に向かうと
思っているようです。
ですがそれは殆ど不可能です。
相手は変える事は神様でもない限り不可能だからです。
私はお母さんに講座でEキャッチをお伝えする機会を頂き、
お母さんは自分を変える決心をされました。
お母さんにとっての目的は
<家族と仲良く幸せになる事>であり、
家族との口喧嘩に勝つ事ではないと気づかれたからです。
子供の話を騙されてないと思って、Eキャッチしてみよう。
そう思って下さいました。
実際の会話です。
子『母ちゃん、ちょっと話があるんだけれど』
母「どうしたの?話してみて。」あらたまってどうしたのかしら?
子『実はね、学校が嫌で行きたくないんだよ。』
母「あら、学校に行きたくないの。」
子『行ってもあんまり意味があるように思えないんだ。』
母「学校に行ってもあまり意味がないと思うの。」
子『何のために行くのかよくわからないんだ。』
母「学校に行く意味がわからないの?」
子『そうなんだ、先生に何の為に勉強するのか聞いたんだけど何も答えてくれなかった。』
母「先生が答えてくれなくて不満だったの。」
子『先生は教える側だからどうして勉強するのか、知ってると思ってた。』
母「先生はわかってると思って聞いたんだ。」
子『友達がいるから、学校は行っていて楽しいんだけど。』
母「学校に行くのは楽しいんだ。」
子『そうなんだ、友達に会えるのは楽しい。』
母「友達に会うのに学校に行くのは楽しいんだ。」
子『そうなんだ、友達にも一回聞いてみる。勉強楽しい?って』
母「友達と話してみるんだ。」
子『そうだね、明日、話してみるわ。』
母は子供を理解しようとしただけです。
子供が望んでいた事は、
ただ聴いて欲しい、事でした。
学校の問題や何よりも、
自分がこんな事を悩んでいるんだ、と言う
ヘルプのメッセージでした。
人間はいきなり、
『学校の事で話があるんだ、黙って聴いて!』
とは言って来ません。
実際の悩みは学校に行きたくないではなく、
こんな事で悩んでいる僕はダメなんじゃないか?
と思っていたのかもしれません。
もしくは
誰にも言えないから辛い、と思っていたのかもしれません。
本人にしかわからないし、
本人もわかっていないかもしれません。
ですが、受け止めて上げると
自分で気づく場合が殆どです。
それが出来るのが
<Eキャッチ>
今日は第2段階
『相手の話をまとめて自分の言葉で返す。』
でした。まだまだEキャッチには続きがあります。







