「叱る」
怒る・怒鳴るではない促す為にやる。言ってみれば気づいてもらうためにやる。
「叱る」
毎週月曜日の1限、2限( 2コマ )は大学での講義、月曜日の朝一は学生君たちには辛いと思う。休みの後はなかなか起きれないのも理解できる。教える僕も少し眠い・・・前日の日曜日は地元放送局(rkb毎日放送)で3時間の生放送のラジオ番組のパーソナリティを10年間続けてきている。番組と大学の講義のテンションギャップの吸収が一晩の睡眠ではクッションにならない時がある。しかし、使命を果たすのが請け負った義務と遣り甲斐である。冷たい水で顔を洗い流し、「キリッ!」と身も心も引き締めて自宅を出る。真剣勝負だ!せめて親御さんの払う授業料が無駄になるような講義はしたくない。だから高めて準備して臨む!
4月は前期開始の月である。最初に学生君たちに伝える事がある。
「聴く」「考える!」「話し合う!」「まとめる」「発表する!」「行動する!」を繰り返す講義を行う。1年後、君たちは「コミュニケーション」「インタビュー」「傾聴力」「プレゼンテーション」能力が高まり継続力と実行力が備わる事をゴールイメージにしていると、
・・・だから、
当たり前のコトを当たり前にしてくれるだけで良いと。
当たり前とは、「挨拶・時間厳守・参加する」それだけで良いと
それが嫌なら、履修科目は他にあるから移ってくれと・・・無理して受けなくて良いと、
今週の月曜日、前期3回目の講義、一人の男子学生、理由も言わず遅刻して2限目から出
席、一番後ろの席に陣取る。人の話も聴いてないから同じ質問をする。そのうちスマホを操作している。・・・「叱る!」 「叱る!」 参加したくないなら出て行って良いと・・・
他の人間の集中力を失う態度は許せないし、自分の遣りたいこと自由にやれる場所に行けば本人の為にもなる。・・・大学の講義、教えるのは「知識」「教養」だけではなく、自立して生きていくための「姿勢」を学んで欲しいと願っている。
だから
「叱る!」
気づいて欲しいから
「叱る!」