「好きになる!」
僕の好きな番組にBS日テレの「小さな村の物語 イタリア」がある。
・・・この番組はイタリアの小さな村にスポットをあてているのだけれど、特にその村に住まう人の歴史=人生に纏わる話がとても興味を引くのだ。なぜなら・・・生き方そのものに「哲学」を窺う事が出来るからだ。
今年、1月に訪れたシチリアのとある村です。
本日の放送はミラノの北部にある湖の湖畔の村「ヴァレンナ」・・・そこで小さな大理石加工の工房を営む親子の話があった。・・・代々続く工房を70歳を越えた父と息子が細々と続けている。・・・昔は村の人々の4人に一人が関わっていた産業も今はこの親子だけである。
・・・その父の仕事に対する言葉が印象的であった。
「この仕事を好きになったのは想像力が求められるからです。・・・」・・・想像力が求められる、。・・・素敵な考えだ。自己でアレンジする。相手の出方を推測する。難しい事にチャレンジする。日々改善をする。・・・全てが創造力だ。
だいたい、。・・・如何なる仕事も想像力が求められると思っている。 工場で働くNCマシーンのオペレーターもセールスマンも販売員も教師も運転手さんも・・・etc,.想像力が求められるはずだ。・・・問題はその意識を自己で所有するほど打ち込んで行なっているか?ということだと思う。・・・そこまでやれば間違いなく面白くなる。
好きな事はどんなに大変であっても・・・続けていきたいというモチベーションが消える事は少ないはずだ。・・・「想像力」ほどワクワクするものはない。