人間の身体は人種を問わず、

ほぼ同じ数の骨と筋肉で構成されています。

しかし、筋肉の質感や骨の体積など、若干の違いがあります。

食べている物によっても変わって来ますね。

私がNYでマッサージセラピストをしていた時は

人種のるつぼである場所柄、

白人、黒人、ヒスパニック、アジア系など、

多種の人種にセッションすることができました。

さて、その違いですが、特に女性クライアントで感じたのは、

白人や黒人の人は、アジア人の比べて、

胴体が丸いってことです。

表現するのが難しいですが、

例えば身体を輪切りにしたら、外人(白人、黒人)さんは、

円に近いのですが、アジア人は楕円形です。

太っているかいないかではなく、

骨格の違いというべきか、筋肉のつき方というべきか、、、

下向きに寝ていると、アジア人は薄っぺらいのですが、

外人さんは厚みがあります。

ですので、マッサージをするときに、

体の側面の部分もしっかりと施術する事が必要となります。

(僧帽筋の上部なども平面ではなく、立体的ですよね。)


なぜに日本のオイルマッサージは体側をやらないのか

訳が解りました。

平面的にやっても、身体が薄いから許されちゃうんですね。

きっと。

また、筋肉も薄かったり、脂肪も薄いので、

ちゃんと身体を知っていないと、

骨盤や肋骨、鎖骨などに当たり、下手くそな施術となります。

しかし、体の側面や僧帽筋上部の、

言って見れべば、身体の幅の部分を

しっかりと施術するのとしないのでは大きな差があります。

それは身体の薄い日本人に施術するのにも

必要な部所なのですが、なかなか注目してもらえません。

身体の側面は骨と脂肪だけでなく、しっかりと筋肉もありますし、

横からでなければ効果的にアプローチできないポイントもあるのです。


人体は曲線で出来ていて、そして立体です。

それを直線的に平面的にマッサージしても

受けなれたクライアントさんや、体感の良い方、

効果の違いを求める方には

満足してもらえないかもしれないですね。

特に外人さんには日本人セラピストのオイルマッサージは、

小さな手で小さくマッサージされている感じに

なりかねません。

外人さんへのマッサージに必要なことは、

手の平全部を使い、ダイナミックに身体の側面まで

しっかりと施術することです。

それができれば、ゴージャスに隅々までケアされていると

感じてもらえるでしょう。

もちろん、日本人クライアントにも必要なことです。

マッサージは立体的にが施術者には大事なポイント

海外や外国人の方にも通用するテクニックは、、、
FLOWボディセラピースクール