今回は『鎮痛薬と副作用』についてです
鎮痛薬というとロキソニンやボルタレン、イブプロフェンなどが思い浮かびますか?
これらの鎮痛薬は非ステロイド性消炎鎮痛薬といって『NSAIDs』と言われています。
慢性腰痛や慢性頭痛、関節痛などでNSAIDsを長期間内服している人も多いですが、NSAIDsは鎮痛効果だけでなく、その薬理作用からたくさんの副作用が起こることがあります。
有名なものは胃腸障害ですね。それから腎障害も知っていますかね。
他にも心血管障害や肝障害、皮膚疾患、アスピリン過敏症、神経、血液、むくみ、電解質異常などを起こすことがあります。
こうした副作用を想定してNSAIDsを使用する必要がありますが、漫然と使用されているケースが少なくありません
『今は目立った副作用がないから・・』といって使用し続けて、胃潰瘍から吐血したら?
腎障害が進行して、慢性腎障害になったら?因果関係を証明するのは難しいかもしれませんが、心筋梗塞を起こすことだってあるかもしれません。
そうなってから後悔しても遅いですよね。
ではどうすればよいのでしょう?
NSAIDsでも胃腸障害が起こしにくいものもあります。
また、NSAIDsとは異なる機序で鎮痛するアセトアミノフェン(カロナール)もありますね。
鎮痛効果は違うのでしょうか?
どう使い分ければよいでしょうか?
是非ご覧ください
ドクターP
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