学校にいきたいのにいけない

学校に行けない理由がわからない魂

 

最近、特に増えているこのような訴え

学生本人は真剣に悩んでいるのでなんとかしたいのですが

結構難解泣くうさぎ泣くうさぎ

 

「学校に行きたい」 ⇔ 「学校に行けない(心のどこかで行きたくない汗)」

 

について、いろんな学生相談での聞き取りから

これは1次元ではないのでははてなマークびっくりびっくり

と思うようになりました。

 

つまり

学校に行きたい理由と学校に行けない理由は

同じ次元で考えても答えがみつからないのかも??

と思ったんですよね・・・

 

そこで

ハーズバーグの2要因説を参考にして

これらを2つの次元で考えてみることにしましたー

 

いきなりのハーズバーグニコニコニコニコ

 

※ ハーズバーグは仕事への満足、仕事への不満は

1次元(同じラインの対局; 満足⇔不満)にあるのではなく

それぞれが別の次元にあると考えましたビックリマークビックリマーク

 

つまり、

「満足」の対局にあるのは「不満」じゃなくて「満足ではない」

同じように

「不満」の対局にあるのは「満足」ではなく「不満でなはない」

 

満足 ⇔ 満足ではない (1次元目)

不満 ⇔ 不満ではない (2次元目)

 

なので・・・

 

満足が減っても不満になるのではなく、満足でなくなるだけ

不満を解消しても、不満が減るだけなので、満足しないという考えですびっくり

 

この考えを学生らの言い分に当てはめると

 

1.「学校に行きたい(いいかえると、学校に行くメリットはてなマーク)」

 

・友達に会える

・学びたい気持ちがある

・単位がとれる

・卒業できる

・就活をしないといけないと思う(就活への意識が高まり行動ができる)

・学校に行けば落ち込みにくい(罪悪感が減る)

・親に迷惑をかけない

・親に怒られない

・行くと楽しかったと思うことが多い

 

学校に行きたい理由として挙げているほとんどが

学校に行けばリアルに充実できたり、

穏やかに生活できそうな内容ですねえ真顔真顔

逆に、行けないと不安になり、

さらに自分の先々の行動範囲を狭めそうです・・・

 

ただ、「学校に行きたい」は

学生が本当に心からやりたいことではないかもしれない

学校に「行きたい」と思ってはいるが、

そこまで積極的には行きたいと思っていないとかはてなマークはてなマーク

社会的に、一般的に行った方がいいと思うから

「行きたい」と思っているだけなのかもしれない・・・

 

うーむタラータラータラータラー

 

進路決定の時期は今は高2の夏までになっている高校も多く

進路選択の時期が昔よりも早まっているのは確か、

それはとてもいいことだと思うのですが

その中でも一定数の生徒が

本当にやりたいことや学びたいことをみつけられず適当に選択していたり

「受かりそうだから」

「なんとなく楽しそうな学校だから」

「あえて選ぶならば、こういうこと学ぶの好きかもしれない」

「親が(友達etc)がそこがいいといったから」

という消極的な理由で進路を選択していると思いますびっくりびっくり

 

また、自己理解や職業理解がきちんとできておらず

間違った自己理解、職業理解をしたままで進路を決めていることもありそう・・


それから、情報化社会の影響で

体験せずに知識だけでわかった風になって

知的好奇心を働かせることなく物事を決めつけていることも多い気がしますダウン

これは子どもたちのせいではないですよねえ~

 

情報化がこれからも進むだろう社会だからこそ

リアルに体験すること、想像力を働かせること、自分の頭で考えること

子どもたちにこれらの力を育む教育を幼少期から継続的に行っていくことが

大切ではと思うのです

 

「この学校で~をしたい」

「この分野を学びたい」

「この仕事に就くためここでの学びが必要だ」

が学校に行きたい理由の大部分を占めていることが

高等教育機関への進学の意味だと思う私は

 

間違っているのかはてなマークはてなマーク

 

(考察は続くよ、まだまだまだ・・・ニヤリ