こんにちは!

小林萌花です!💚




沢山のいいね、コメント

ありがとうございます🌱

いつもひとつひとつ

読ませていただいています!



いよいよ明後日に迫ってきました。

新曲「Go Waist」の初披露!


BEYOOOOONDS 1st シングル

発売記念イベント @ラクーアにて

披露いたします!


沢山の方が

足をお運びくださると嬉しいです!


🎵🎵🎵



以前コンクールで

審査員の先生方から

演奏についてのアドバイスなどが

書かれた紙をもらったときに

とても印象的だった言葉があって


「十分に弾けているけれど、

そこに小林さんの個性、即興性が欲しい」と

いう文字を見たときに

「正しく演奏するだけじゃダメなんだ」

と気づかされました。


個性を出すということは同時に

好き嫌いがよりはっきり

評価されやすいということなので

それが果たして

コンクールで弾く演奏として

良いものなのかは私にはわかりませんが


それよりも特に引っかかった言葉が

「即興性」でした。



ジャズなどのジャンルにおいては

即興性はとても大事で

正確な楽譜がないために

コードに合わせて

即興的にアレンジをすることで

クラシックとは違った

「二度とない演奏」という面白さがあります。


しかし、クラシックにおいての

「即興性」とはなにかというのが

私の疑問でした。



それが分かったのは

あるピアノのオーディションを受けたときに

弾いた曲がきっかけです。


そのオーディションは

プラロのオーケストラの方と

アンサンブルをする機会を

もらうことができるという内容で


自分のピアノを聴いて貰う際に

私が選んだ曲は

ショパンのスケルツォ1番という曲でした。


この曲は約一年と少しくらい

長い期間にわたって

何度か本番で弾いていた曲で

絶対にミスをしないという自信があったので

選んだのですが


「オーディションではきっと

曲の完成度より

"この子は何ができるのか"を見るのだろう」

となぜか勝手に思った私は


このスケルツォ1番を

自分が弾きたいように練習しました。


なにせ先生にレッスンをしてもらわずに

オーディションに挑んだので

今までは先生に注意されていたところを

あえて自分が弾きたいように練習したり、


全体的なバランスが良くなるように

アレンジしすぎないようにしたり、

様々な工夫をしたのです。



そしてその練習で

先生に言われた通り弾くパターンであったり、

自分の気持ちを込めるパターンだったり

その時の気分によって

色々な表現のスケルツォ1番が

弾けるようになりました。



実際にオーディションで弾いたパターンは

よく覚えていませんが

今まで以上に

「次はこうしよう」というのを

頭で考えながら、


自分の演奏を聴き、バランスを取り

"次の表現の構成を考えながら"

演奏するという体験をしました。


そして終わったと同時に

「あ、これが即興性なのかな」と

感じました。



なぜこれが即興性かというと

クラシックにおいて音を変えるということは

よっぽどのことがない限りできません。


しかしコンクールで紙に書かれた

「即興性」というのは

本番の一回で構成を選択しながら

作る音楽の表現のこと。


クラシックにおける即興性というのは

「選択していくこと」なのかなと思います。


そして次の構成の選択をしていくには

その選択肢を増やすという

練習が必要だということがわかりました。



しかし、ジャズにおいてもそうですよね。

突然に思いつくこともあるかもしれませんが

即興のほとんどが

以前弾いたことのあるものだったり

どこかで聞いたことがるものだったり


まあ、

それが即興的に弾けてしまうというのが

ジャズ演奏家の凄いところなのですが😂



そして、その「即興性とはなにか」という

考えの答えは間違っていなかったようで

高校に入った後に

「表現の選択肢を増やす」という

レッスンの先生に同じようなことを

言われました。



今日のブログを一言でまとめるとズバリ、

「練習は大事」です。



今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました🍀


ではこの辺で!!


おしまいっ!!