男の道具箱 | 夫の浮気、夫婦、仕事、犬、介護、40代主婦のブログ
父が他界してまもなく3ヶ月が経過する。
自分が子供の時に買ってもらったピアノを、戸建ての家に引っ越したので、もらった。
ひさしぶりの調律に、調律士もあきれていた。
最後にほめられたこと、それは、そのピアノの値打ち。
アップライトのピアノの裏がわは、今では縦に木が支え棒として入っているらしい。
その昔は、格子にその棒が入っていたらしい。
日本の職人さんたちのなせる業らしい。
私のピアノにはそれが入っている。
外国で作られている現在のピアノにその業を施すことができないとか。
良いピアノなので、大事にしなさいといわれた。
父も喜んでいるだろう。

それにしても、父の形見がなかなかないものだ。
母なら、食器のセットちょうだいとか、着物を残してくれとか頼めるのだが、
父にはまったくない。

ところが、数日前、突然父の道具箱を思い出した。
日曜大工に使用していた、道具箱。
父は仕事でも道具箱を使用してことがあるので、結構いろんな道具をもっている。
昨日2本ほどもらった。ペンチとスパナ。
ペンチは年代物なので、いまどきのおしゃれなデザインではなく、鉄の固まりといった感じで、
ずっしり重い。鉄のにおいがする。

ところで、この2本を家に持って帰ってきたら、心身ともにばたばたしていたものが、落ち着いた。
道具に父がついてきたような気がする。