なぜ資産運用会社で働きたいのかじっくり考えてみようと思う。
働きたい理由は3つある。
1つ目は「日本経済を元気にすることができる」からである。
私の尊敬するファンドマネージャーによれば資産運用は、煎じ詰めれば「いい会社を発掘して投資をする」ということであるとおっしゃっている。
じゃあ、自分が投資をしたい企業はどんな企業だろうか?
それは、夢があって、顧客、従業員、株主、地域住民、その他その会社に関わる人(ステークホルダー)す
べての人が幸せになれるような壮大なビジョンを持ち、なおかつそれを実行していく実力もある会社であると
思う。
そんな日本を元気にする会社をたくさん見つけてきて、株式市場を通して壮大なビジョンとお金を結びつけて応援してあげる。
またそうでない会社は、市場を構成するいちプレーヤーとして市場から淘汰する。
それがひいては、この日本を元気にしていくものと信じている。
また、そんな日本を元気にできる力を持つ株式市場をもっと愛される神聖なものにしていくひとつの力になり
たい。
2つ目は「非常にたくさんの知的興奮に満ち溢れ、すべての分野についての深い理解力、洞察力、先見性が求められるから」である。
この仕事で超一流になるためには政治、経済、経営、人間社会、あらゆる分野についての知識、考える力
が必要とされる。
生涯勉強、目指すは全人の自分にとってこれほど広い分野にわたっての見識が得られ、すぐそばでそれらを体感できる職業は他にはあまりないのではないだろうか?
仮にあったとしても限りなくそれに近いはずである。
目指すべき全人になるための成長を遂げられるステージである。
また、ひとつの会社に投資するべく、調査を行うということは、財務やビジネスモデルにとどまらず、その会
社のビジョンや社長自身そこで働く人々、共有する目標、まとめて言い換えれば会社によってそれぞれ一つ
一つ違うカルチャーに出会えることであると思う。
生きることと働くことはよく同義であると言われる。
海外旅行をとても刺激的で有意義なものにしているのは、それぞれの国に生きるまったく違う多様なカルチ
ャーに出会える知的興奮に富んでいることもひとつの重要なファクターである。
それと似たようなわくわくする知的興奮を資産運用、特に会社訪問をたくさんするような資産運用は持ち合わせているのではないだろうか?
3つ目は「産業構造のパラダイムの変化に適応、むしろ歓迎し深くコミットできる仕事である」からである。
今日経済は右肩上がりの成長は止まってしまい、ITに代表される新しい技術革新も含め、社会がものすごいスピードで変化している。
スカイプによって電話料金がタダになったり、TVCMの代わりにネット広告が台頭してきたり、
昨日までのビジネスモデルが突然通用しなくなることも珍しくない。
変化は同じように資産運用業界にも同じように迫っているが、資産運用のコアビジネスである投資すること
は、いつの時代にも必要であり、むしろこんな時代にこそその必要性は高まってくるのではないだろうか?
他にも理由はあるが、大きなものとして以上の3つの理由から、資産運用業界に大変興味を引かれるのである。
他の理由は、いずれ書こうと思う。