
A と B の間に木があります。A から見て、B は、木の前にいる?後ろにいる?
B is behind the tree. B は木の後ろにいます。
と答えるのが、英語での一般的な考え方。日本語でもそうだと思います。
西アフリカの Hausa という言語では、
B is in front of the tree. B は木の前にいます。
と答えるそうです。A が向いている方向は前で、その先にいる B は木よりも前にいる、と考えるらしいです。
前者を face-to-face orientation (orientation: 位置付け)
後者を in tandem orientation (tandem: 縦に並んだ)と呼ぶそうです。
後者を in tandem orientation (tandem: 縦に並んだ)と呼ぶそうです。
「前」「後ろ」という言葉が表す概念も、社会や文化の仕組み次第で違う、ということでした。
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「前向きな考え方」「後ろ向きな生き方」などと言いますが、どっちが「前」かなんて、誰が決めるんでしょうねぇ。
前かと思えば後ろ、後ろかと思えば前
進んでいるのか、戻っているのか
何やらわからなくなってきます。
涙がこぼれそうな時には上を向く、という手もありますが、私としては、「南向き」な人生がいいなぁ。