そろそろ仕事もしないとね、
とばかりにオペラ近くにある無料でインターネットができるマックに行き、午前中は大量なメールをチェック。
その後、シャンゼリゼ通りにあるルイヴィトン本店で、彼女の誕生日プレゼント兼お土産を購入。
フランスで高級品を購入すると、観光客は申告すれば30%近い税金が戻ってくる。
まぁ、いろいろ手続きは面倒っぽいのですが、とりあえず申告書を書いてもらいました。
今夜は、オーストラリアで一緒に住んでいたみんなをマーティン宅に呼んで寿司パーティーを開くということで、ホストである僕が日本の食材を買いに行ったところ、なんと、月曜日は店が空いてない!
そうなんです。ここパリでも月曜日は休みなところが多く、日本のように正月でも空いている店なんて絶対にありえません。やっぱり日本人は働きすぎなんですよ。
豊かな心は、お金を稼いで消費することではなく、適量のお金と生活なんだということをわかるべきです。
毎年発表される豊かな国ベスト10なんて、スイスとかフランスとかほとんどヨーロッパの国ですものね。
まぁ、それはともかく日本の食材を探さないと、今夜は出前になってしまう。そんな危機感も募りつつ、手探り状態でいろいろな街を歩き回っていたところ、ジャスマンという駅のそばに日本食材店を発見!
すし酢とか醤油とか購入することができました。
夕方、元コナミの同期で、現在はパリでがんばって働いているマキコと待ち合わせし、食材を買うのを手伝ってもらいました。それにしてもこちらもマグロは売ってません。やっぱり生魚はサーモンしかないのです。
それと、きゅうり。英語名キューカンバーは、ズッキーニよりもでかい。まぁ、味はそんな感じなのですが。
そんな感じで食材を購入し、早速マーティン宅に帰宅。
しばらくしてから気づいたのですが、マーティン宅のコンロはオール電化。
やっぱりこっちでも流行っていたんですねーって感心している場合ではない。
なぜなら、IHを使ったことがある人ならわかると思いますが、
IHは、IH専用のお鍋やフライパンを使わないと熱が伝わらないのです!!
ご飯は鍋で炊く自信はあったのですが、IH用の鍋なのかということを全く予想せずに
米を買ってきてしまったのです。
まぁ、失敗してもしょうがないしー、と腹をくくっていざ米とぎ。
30分ほど水につけた後、電気力を最大限にしてみたら、なんなく沸騰。
しかも、意外と火力が強い。ほっと一安心。
しばらくすると、マーティンが帰ってきて何か手伝うことはあるか?と尋ねてきたので、
「全く無い」
とだけ答えたら、毎年誕生日に送っていたジャパニーズグッズを持ち出して、
日本調のテーブルに仕上げていました。
ちゃんと大切にとっておいてくれるんだなぁと感傷に浸りつつ、準備を進めると、
オーストラリア時代の懐かしい面々が彼女を連れてやってきました。
マックス、ローマン、ミル、ティボ。
マックスは若い大学生の彼女。ローマンは、来年六月に結婚するベベちゃん。ミルは髭のインテリ彼氏を連れて、
しかもこの彼氏から、二階建てバスのインビテーションをもらいました。家族がこの観光会社を経営しているそうです。
遅れて、ティボ、彼はオーストラリアで二回ぐらいしかあったことなかったのですが、インパクトの非常に強い奴だったので、覚えていました。
4年前に出会った昔懐かし仲間たち。
そんな彼らに再会できたいい、パーティーでした。