生きるって人とつながることだ!/福島 智
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上記の本を読みました。



ご存知ですか?福島智さん。



目が見えず、耳が聴こえない「全盲ろう」でいらっしゃいますが、現在は東京大学で教授をしていらっしゃる、すごい方です。


「指点字」で、介助者の方と手と手を触れ合ってコミュニケーションをはかっています。


以前とある会で福島先生の講演を聴く機会に恵まれたのですが、全盲ろうとは思えないスムーズなお話しぶりと、その内容にとても興味を持ち、この本を購入しました。



福島さんは講義の中で、「目が見えず、耳が聴こえなくなった時、宇宙空間に放り出されたようなものだった。」とおっしゃっていました。また、本の中でもご自身のことを「光と音のない世界で生きる宇宙人」と書かれています。


そして、


「人間は一人ひとり異なる性質や条件をまとって生きている。しかも本質的にばらばで孤独な存在だ。それでも人はみな、どうにかして互いに離れ離れにならないように、いつも必死で誰かの手を探し求めながら、暗黒の宇宙を旅している。こうした私達一人ひとりを最後の部分でつなぎとめる「命綱」が、心に響くコミュニケーションなのではないかと感じている」


と記していらっしゃいます。


人とつながること自体が生きることである、とする福島さん。


生きることに「使命」を感じていらっしゃる福島教授の発言にはとても重みがあり、共感できます。



それだけでなく、すごくユーモアのある方で、本も笑える箇所があちこちにありました。


よかったら読んでみてくださいませ。