先日、こちらの認知症ケア連絡会 に参加させて頂きました。
知り合いに教えて頂いて参加するようになってから、もう3回目くらいでしょうか。
毎回、認知症ケアをテーマに様々な立場の方とグループワークをする形式になっています。
介護職、ケアマネジャーはもちろんのこと、ソーシャルワーカー、看護師、医師、司法書士、介護者家族、などなど・・・。
普段話すことの少ない様々な立場の方がごちゃまぜになってグループワークするというのは、すごく実りある機会だと思います。
立場違えば捉え方も考え方も違いますので、様々な意見を聞くことによって自分自身の見識を広げることにつながります。
前回のテーマは、「認知症の人と関わって感動したこと」でした。
2つの事例が発表され、それについて討議。
1つ目の事例は、帰宅願望のある方に対してのケース。「ふるさと」を聴いて号泣したご本人。ご本人が何を求めているのか、それを考えていったことにより、成功したケースです。
2つ目は、激しい拒否と問題行動のある方に粘り強く関わり続けたケースです。
こちらのケースはいつも仲良くさせて頂いている経営者の方からの発表だったので、途中聞きながら、「やっぱりこの人はすごい!」と感慨無量でした。
グループ討議の中では、当然のごとく「本人中心のケアが大切」とか「本人の気持ちを第一に考えて」という意見が中心でした。
私もそれ自体には賛成なのですが、ただ、「本人中心のケア」っていうのは当たり前の大前提であって、
もっと議論すべきなのは、それをどう行動に結びつけていくか、ってところではないかと思いました。
今回の事例発表の中では、そのヒントをたくさん頂くことができました。
例えば、洋服を着替えるのを嫌がる方には、「同じ色、同じ形の服を用意してみる」とか、
失禁が多く室内が尿臭でいっぱいになってしまう方に対しては、「食事の前や本人の機嫌がいいタイミングでそれとなくトイレへ誘導する」とか。
これは、自分達のケアにも参考になる点だなと大いに共感しました。
「相手を変える」のではなく、「自分たちのケアを変えてみる」ということですよね。
毎回、この会では実り多い学びを得させて頂いています。