2009年3月号の「WEDGE」におもしろい記事が載っていました。
タイトルは、”介護、農業をバカにするな”
決して明るい記事ではないですが、雇用問題の本質的な部分が鋭く書かれていておもしろかったです。
待遇改善されれば復職したいと考えている休眠介護士がたくさんいるにもかかわらず待遇改善にとりくまず、派遣切りなど離職者を雇用した事業者に対する一時金や資格取得支援でお茶を濁すのは、介護を雇用の調整弁と考えている証
とか、
本来介護は高齢者の生活を向上させるためのもので、食事、入浴、排泄など様々な場面で専門的技能が要求される。その技能はもっと社会的な評価を受け、それに応じた報酬を受けるべきである。
みたいなことが書かれており、久しぶりにうなずける記事でした。
たしかに介護は製造業とはまったく違います。
機械的、合理的、そして黙々と作業することの多い製造業に対し、介護は一人ひとりに柔軟な対応が求められ、コミュニケーションの中から信頼関係をコツコツと積み重ねていく業務。
マニュアル重視だとなかなかうまくいかないことが多い仕事です。
そういった適性を無視し、製造業から介護業界へ人材をスライドさせればいいっていう考えは安易過ぎますよね。
それよりもむしろこの業界に必要なのは”人づくり”。
継続してこの業界でステップアップしていける道筋(待遇や社会的認識の改善含めて)を作っていくことではないでしょうか。
おもしろい記事だったので、よかったら皆様読んでみてくださいませ。
