昨日のブログで、ヘルパーの観察力について、架空の事例を基にした研修をご紹介しました。


さて、では昨日の架空事例ではどんな点を観察すべきか。



その一部をご紹介します。



<観察ポイント>


1.まず入室した時点で、利用者Kさんの体調確認をすべきでした。

  どのお宅に入った場合でも必須です。


2.メニューがチャーハンだったことに関して。

  チャーハンを作るとしたら、油を少なめにし、野菜をたくさん入れてカロリーが少なめにするなどの

  工夫が必要です。

  また、チャーハンだけでなく、副菜やスープ等を提案するなどして、栄養バランスを考える必要があります。


3.いつもより口数が少ないことに関して。

  精神的なものか、体調面によるものか把握する必要があります。

  体調面であれば即対応が必要です。


4.体調が良くないことに関して。

  糖尿病、高血圧の持病があることを踏まえ、低血糖が起きていないか?、または内緒で完食をして高血糖

  になっていないか?、またはその他の体調変化があるのか?を把握する必要があります。


5.「掃除はいいよ」といわれたことに関して。

  掃除機をかけるなどの大掛かりなものではなく、ほこりが立たないように水拭きするなど、他の手段での

  掃除を提案してみることもできます。


6.43分で帰宅したことに関して。

  サービス提供時間が1時間と決められている場合、ヘルパー単独の判断で43分で終了してはいけません。

  必ず事務所への確認等が必要なプロセスでした。


7.軽度の認知症があることに関して。

  認知症がある方に対して、「何が食べたいですか?」と判断を100%ゆだねてしまうよりも、「今日は

  冷蔵庫に●●とか●●などの食材がありますよ。」といった事前情報の提供も有効でした。


8.服薬確認に関して。

  サービス内容に服薬確認が入っていますが、Tヘルパーは服薬の確認を忘れていました。






その他にもまだまだ観察ポイントはあると思います。


お客様の変化に敏感に、そして見逃さないように、観察力を磨いていく必要があります。