半年前のこと。
とある認知症のお客様に当社のスタッフが介入させて頂くことになり、初めてご家族に挨拶をさせていただいたとき・・・。
警戒心と猜疑心を体いっぱいに表わし、
「あなたたち若い人にはわからないでしょうけれど・・・」
という言葉を連発していた介護者の方がいました。
認知症の方のケアには、介護者の方の協力は不可欠。
介護者の方と私たちケアスタッフが一枚岩になることで初めていいサービスが提供できます。
そのためにも介護者の方と私どもの信頼関係を築かなければと考えていたのですが・・・。
常にバリアーの外側に私たちを置かれ、なかなか信用していただけないでいました。
なかなか信頼関係が築けないがゆえに、お互いに探り探りの状態。
正直、しんどいこともたくさんありました。
スタッフも何度も
「もう無理!」
「どうしたらいいんだろう」
と根を上げそうになったこともあります。
でも・・・。
それでもあきらめませんでした。
何度も何度もスタッフ同士でカンファレンスを行い、
どうしたら信頼関係を築けるだろう
どうしたら信用していただけるだろう
どうしたら介護者の方の負担を軽くできるんだろう
と話し合い、そしてスタッフ同士で励ましあってきました。
そして半年。
あきらめないで、最善のサービスを心がけてきたスタッフたちの誠意がやっと通じてきているのを実感することができました。
ようやっと、バリアーの内側に入れて頂けました。
やっと、人と人として向き合っていただけるところまで漕ぎ着けました。
やっと・・・。
やっと・・・。
ここまで来るのに半年。
半年かかったけれど、逃げないで、あきらめないで、ここまで来てよかった。
スタッフの誠意が伝わったことが本当に嬉しかったです。
そしてこれからも・・・。
「継続は力なりですね」とUさんに言われました。
本当にその通りですね。