「ゴジエヴァがなかなか面白い」



会社の先輩複数名からそう聞いて、居ても立っても居られなくなった。「ゴジエヴァ」はあのSANKYOが開発したということもあり、なかなかの博打台だと見える。「ヴヴヴ」「からくり」のようにパチスロの魅力という概念から外れた射幸性を追求するメーカーが作った台だ、十中八九俺の性に合わないに決まっている。しかし


「ゴジエヴァが面白いんだよ」


本当に?どうしても疑ってしまう。ゲームフローや解析を読んでいる限りは全く魅力に感じない。

すみません、じゃあちょっと何が面白いのか説明していただけますか、と色々聞いてみると、なるほど、ひとつひとつの抽選値や仕組みが活かされているのはよく分かる。どのルートからでも当たり、どこから打っても等しくチャンスがある(期待値的な意味でなく抽選値という意味で)。でも、それはあなたの説明が上手いから納得感があるように聞こえるんですよ。絶対打ってみないと分からないですよ、そんなの。


え?

そうですよ?打ってみないと分からない

まあ、そうですよね。


ええ、はい。


うん。


じゃあ、打ってみますか。


=====


ヴヴヴやからくりの例で言うならば、明らかに設定6はエクストラスペック。ドライブの出現率や運命の一劇の突破率に設定差があるだろうといわれているが、まあ設定23に辿り着いたところで意味はないだろう。設定1を回避するのでなく、高設定をツモりにいく。


ホールを定め、狙い台を定め、朝イチに引いた抽選番号はなんと2番。この上なくお膳立てされた状況だ、これは負けるわけにはいかない。

入場すると、なんと1番を引いた方がピンポイントで俺が狙っていたゴジエヴァに着席。まさかの事態に焦ってしまうものの、並び狙いで1番の方の隣に着席。無事ゴジエヴァは確保できた形だ。あとは設定に期待しながらぶん回すのみ。


ゲームフローや抽選の仕組みは各種解析サイトを参照してほしい。ここで1から書くにはあまりにも労力がかかりすぎる。

ざっくり書くならば、


・強レア役で当たります。

・弱レア役でも強レア役扱いになることがあります。

・弱レア役の連続成立でも抽選します。

・リプ連ベル連でも抽選します。

・ゲーム数でも当たります。

・スイカから出てくるチャンスゾーンでも当たります。


こんな感じ。

そう、本当にいろんな当たりルートが存在している。しかもそれぞれが現実的に起こりうる数値なので、引きが悪くても割と早めにどれかしらの抽選に当たることがある。


なるほどね、まあこの抽選値に納得がいくかどうか。もし納得できるなら結構何もない通常時にも耐えられるだろうし、ちょこちょこ何かが起こって間を持たせてくれるだろう。

にしてもやっぱ通常時は暇だなぁ。


などと考えてるうちに、ふとゲーム数カウンターを見てみるとなんと700ハマり。ゴジエヴァとの出会いはリセ天という第一印象最悪の形で果たしたのでした。


次回は続く