何日か前に話題になっていたネタがありました。

東京屈指の有名店である「アイランド秋葉原」は2023年の1年間での総差枚数が約2,300万枚のプラスだったと。つまり圧倒的にお客さん側のプラスで終了したということなんですよね。

結構この情報に対して「さすがアイランド秋葉原!」的なコメントを目にしました。ここまで具体的に数字を出されてしまうと確かに相当凄いことだと思います。

 

しかしその後ネットのまとめに載っていた「もはや慈善事業」という文言には少々違和感を覚えました。僕個人の感覚で「いうほど慈善事業か…?」と思ってしまったからです。

だけどあくまでそれは僕の感覚、ということでその感覚が正しいのか誤っているのかを実際に計算することにしてみました。

 

 

まず大前提として、東京は特殊景品との交換率にギャップが存在している、いわゆる非等価エリアです。アイランドは恐らく47枚⇔53枚ですね。つまり客が1,000円現金投資するだけで6枚の利益が出る、そんな状況だと思ってください。

 

アイランド秋葉原、この記事を書いている1月6日時点でパチスロの設置台数が377台あります。これを通年この台数と仮定し、そしてもし仮に、1日で1台あたり3万円の現金投資がされるとしましょう。

1,000円の現金投資が30回されるのでギャップだけで180枚の利益が生まれます。そしてそれが377台分あり、1年間の営業で365日繰り返されます。

するとギャップで生まれる利益だけで

 

180枚×377台×365日=24,768,900枚

 

つまり24,768,900枚の利益がギャップだけで生まれていることになります。

総差枚数、1年で2,300万枚でしたっけ?ギャップ分でまかなえてしまっているんですよね。

って考えると、差枚だけで見ればアイランド秋葉原はしっかりスロットコーナーで利益を出している、ということになります。

 

 

これ、僕に騙されちゃだめですよみなさん。

なんで仮に1台あたり3万の現金投資という設定にしたかというと、計算上ちょうどいい数字で且つちょうど2,300万枚を上回るように数値を調整したかったからです。

僕の意見の説得力を増したいがための印象操作ですね。

 

正直、実際にアイランド秋葉原で1日あたりいくらくらいの現金投資がされているかはわかりません、というか一生分からないでしょう。僕のこの仮定よりも現金投資されていたらもっと大きな黒字、されていなかったら赤字と言えるかもしれません。

そのほかにも考慮しなかった条件はたくさんあり、主だったところだと以下の通りです。

 

・貯玉再プレイがされるので現金投資が減る。

・人件費・光熱費などのホール運営にかかる費用を考慮していない。

・スマスロが増えたので初当たりまでの平均投資額が増えている。

・パチンココーナーの利益を全く考慮していない。

 

いろんな要素を考えると、うーん、パチスロコーナーだけで考えると結局だいぶ赤字を垂れ流してるんじゃないかなとは思います。しかしパチンココーナーでの回収や系列店での回収などしっかり策を講じているかと思います。

 

結論ですが、ぶっちゃけ慈善事業ほどではない。しかし多分、多分だけどパチスロコーナーは赤字(分岐営業)。

結局ホールの運営にかかる費用(ランニングコスト)はどのホールにも掛かるものなので、ホール間でユーザーへの還元度を比較するなら差枚だけ見ればおおよそ問題ないと思います。

言っても他にここまで出してるホールはないから、結論としてはアイランド秋葉原は状況がいいので行った方が良いと言えるでしょう。

 

 

ちなみに僕はアイランド秋葉原、過去に2回抽選を受けました。その時は2回とも圧倒的なオーバーキルをされて、神田の銭湯に寄って爆速で帰りました。すみません、そろそろメイン機種への着席権利をいただけないでしょうか…

 

東京エリアに行ったら寄る機会もあると思うので、どうか末永くよろしくお願いいたします。