「スマスロまどマギ」の稼働貢献が2週で終了したという話が出ていました。世間的にはもう比較的打たれない台として認定されてしまったのでしょうね、僕まだ打ってないのに


そもそも「稼働貢献」とは?という話なのですが、1週間単位で見た時に、その機種の全国平均稼働(アウト枚数、台に入ったコインの枚数)が、全機種を合わせた全国の平均稼働よりも下回っていたら「稼働貢献終了」となります。要するに「キミ、他の機種より回ってないよ」というジャッジをされたということです。


ポイントは、各ホールごとに比較するのではなく全国のデータを比較するということですかね。とあるホールではフル稼働だったとしても、全国的な数値が悪ければ稼働貢献をしていないと判断されるわけです。



こんな言葉で済ませるのも良くないですが、正直、スマスロまどマギは色んな要素に恵まれなかったと思いました。


まずは前評判。

「舞台装置の魔女」の抽選の仕組みが前時代的。言うなれば6.0号機時代を彷彿とさせる突破型であり、他のポイントにフィーチャーされずこのチャンスゾーンの仕組みだけが先行して広まった印象でした。


次に導入タイミング。

直前に「エヴァゴッド」が稼働貢献2週という記録を打ち立てたばかりで、世間が「稼働貢献」という単語に対して敏感になっていました。

稼働貢献だけで考えると、今年は大ヒット機種の「スマスロ北斗」が導入されましたし、「銭形4」や「戦国乙女4」などスマスロの中でも比較的稼働がついている機種が続々と導入された年でした。6号機初期の暗黒時代を少しずつ抜け始め、スマスロの導入からちょうど1年が経ち、全国的な稼働が底上げされ始めたタイミングでの導入。正直他の機種でも稼働貢献を維持するのはけっこうしんどいんじゃないかと思います。


最後に版権のハードル。

「まどマギ」シリーズって、冷静に振り返ると評価はどうですか?初代、2A、叛逆、前後編、初代を評価する人が多いですが、初代も導入当初はあまり見向きもされていない台だったかと記憶しています。

個人的に一番面白いと思って打ったのは叛逆でした。6.0号機にしてはかなりバランスが良かった気がします。ATがクソ難しいですが。


シリーズ機がずっと出てきて、期待されていたのは初代の復刻だったじゃないですか。その版権の重みを背負うには、まど2の「マギカクエスト」だけではちょっと足りなかったかなと思います。


という感じで、多分数年かけて開発が進んでいた台だと思うのですが、今年1年であまりにも外的要因が変化し過ぎてしまったのではないかと思います。



すみません、僕がまだ打てておらず、台のスペックや打感による評価ができないので不人気の理由を外的要因のせいにした感はあります。


ただ打っているのを隣で見ている限りでは「そこまで悪くない台なんじゃないの?」と思う節があります。結構チャンスゾーン突破するし、ツボにハマればAT自体の破壊力あるし。良いところを探そうと思えば色々見つかるんじゃないかとポジティブに考えています。



さて、あとは僕が実際に打ってみてから手のひらをクルッとするかどうかですね。正直休みがあったらエウレカを少しでも打ちたいのでまどマギの優先度は落ちてしまいますが、打った場合は必ずレビュー記事を書こうかと思います。