導入初週、なんとか時間を確保して、さっそく禁書目録をちょっとだけ打ってきました。先日の「戦国乙女4」レビューのように実戦経験がめちゃくちゃ浅いうちに書いているモノなので半信半疑くらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです。そしてこの初打ちの感想が今後どのように変わっていくかも楽しみなポイントのひとつです。

 

まず、今回僕が禁書目録で「ヤレた」のかというと…

 

やれませんでした!!!

 

もう全くやれませんでした。太陽が出ているうちにATM行ったりして大変だったんですから。

 

タコ負けした状況を前提として書いているのですが、僕の第一の感想としては、この台は今回導入された新台の中で一番「設定を狙って打つ」必要があるんじゃないかなと思いました。各台の設定差がまだはっきりしていないので言い切れませんが、何となく肌感でそう思いました。

 

この台はかなりオーソドックスなゲームフローで出玉を伸ばしていく台です。通常時はレア役を引いてチャンスゾーンを当てる。チャンスゾーンを突破したら数種類ある上乗せ特化ゾーンが1つ出てくる。差枚数を取り切る前にレア役を引いてAT中のチャンスゾーンに入れる。チャンスゾーンを突破すると50枚以上の差枚数上乗せもしくは特化ゾーンが出てくる。きっちり各ステップを丁寧に経て出玉を伸ばしていく必要があります。

レア役の抽選値を優遇してくれるのが仲間で、この仕組みが「デビサバだ」と言われるゆえんですね。

 

もしどこかのステップをすっ飛ばして一気に出玉トリガーにたどり着けるのであればいいのですが、やはり基本はこのフローをなぞっていく必要があります。ということは、その段階の数だけ抽選値が用意されているわけです。

もしそれらすべてに設定差がついているのであれば、各抽選値の差は微々たるものだったとしても、その“微々たる差”がいくつもいくつも集まって機械割を構成しているわけです。塵も積もれば山となる。

 

あくまで僕の偏見ですが、高設定ほど優遇されていそうな抽選がいくつもあるのです。出てくる仲間の振り分け・チャンスゾーン当選率・特化ゾーン振り分け・AT中のチャンスゾーン出現率、など…

もし仮にすべての箇所で設定差が設けられているのであれば、低設定はかなりきつい戦いを強いられることになるでしょう。半面、高設定はどこかしらで高設定なりの恩恵を受けることができればその段階をすんなり突破して低設定よりも早く出玉トリガーにいたどり着けるわけです。

(まあ、全ての台に共通して言えますが…)

 

5号機で例えるならば「バジリスク絆」を思い浮かべました。

絆の設定差はあらゆる箇所に設けられており、何か一つの要素だけを見るのではなく総合的に各数値を照合して判別する台でしたね。それのスマスロ版かもしれないということです。

 

裏を返せば、「特化ゾーンで上位のキャラを連れてきて事故らせる」という明確なゴールが用意されているので、目標を掲げて打ち続けることはできるのですが、初当たり時に特化ゾーンが1つついてくるという仕様上、特化ゾーンの数をこなすには初当たりをコンスタントに取るかAT中に神懸った引きを発揮することが必要となります。数打ちゃ当たる戦法が有効である以上、なかなか低設定では難しいのかなと考えました。

 

高設定狙いをするのは非常に有効だと思います。設定は1つでも上であれば確実に初当たり確率が軽くなるわけですから、何か強めの日に抽選を突破して禁書目録を確保するという選択肢は大いに“アリ”と言えるでしょう。設定6なら114.9%ですからね。恐らく僕が今回打ったのは低設定でした。

 

さて、後の細かい部分は箇条書きにしておいておきます。

 

・レア役はデキレじゃなさそうなので、仲間の対応役を引くという自力感が味わえる。各種抽選内容に納得感がある。

・AT中のリリべは隠される(気がする)。

・レア役っぽい演出で全然リプレイとか揃う。

・特化ゾーンは一番弱いやつでも300枚くらいなら乗ってくれる。

・モード示唆演出が豊富、そこはきっちり覚えてから打った方が良い。

・とあるシリーズを知っている人の方が楽しめる。

※僕は「一方通行」がレベル5の1位ということを今日知りました。

・逆押しの図柄揃いは右リール中段に止まるとイチカク。中段に止まるのがデフォの台が多かったからちょっと違和感はあった。

・デビサバと比較される理由は分かった。なんならデビサバの悪魔4体揃えた時にレア役が一回保障される「レアバースト」って仕組みは神システムだったんだなって思った。4体揃った状態でレア役が保障されるのは強すぎ。

 

 

さて、この完走と評価を踏まえてですが…

この台はリベンジ、および今後も狙っていこうかなと思いました。

 

前述の通り、高設定を掴んだ際にはかなり夢が見られるかと思います。禁書目録は比較的多台数導入している店舗が多そうなので、設定配分を厚めにしてくれるホールもあるかと思います。

また、低設定は明らかに不利ですが、結局は数少ないチャンスをものにすればぶっ壊せるので特化ゾーンの引きに自信があるときには平で打っても楽しめるかもしれません。あとは1,000枚以上一撃で出した後は天井が600Gか200Gに短縮されるので、一撃で伸ばした時に手持ちの出玉以外にも目に見えて優遇される要素があるのはモチベーションになるかと思います。

 

 

うーん、それくらいですかねえ。

僕は今回けちょんけちょんにされたので、「もうまた明日打ちたい!!!」くらいのテンションではないのですが、設定が期待できる状況、あるいは友人との並び打ちの際には全然選択肢に入れていいかなと思います。平打ちリベンジ企画は、ちょっと、いったん、一人ではやりたくないなぁ、、という感じですが。

 

以上、天井まで連れていかれた男の「禁書目録」激浅実戦レポートでした。