今日もピンとこない一日だった。

 

朝一の抽選で爆死。当然新台も、戦国乙女も確保できぬままホールを転々とし、結局流れ着いたホールで23,000円負け。一緒に打ちに行った後輩は最後までもがき苦しんでいたものの、革命ラッシュを単発で終わらせて静かに打つ手を止めたのだった。

「2人で7万ですねー。本当にスマスロは勝てない。」

後輩がつぶやいた。戦意喪失となりながらも腹は減る。2人で早めの夕食として寿司を食いながら最近の台のことや職場のことを話した。

 

寿司を食い終えて時計を見ると、時刻はまだ19時前。全然まだまだ遊び足りないといった時間だったが、僕が翌日朝一から用事があるので少し早めに帰りたいという状況。そんなとき、僕はふとある提案を思いついた。

「そうか、せっかくだからアソコで打っていくか…!」

 

 

到着したのはいわゆる「スロゲーセン」、20台ほどの設置しかないが、台は丁寧にメンテナンスされていて、オーダーすれば軽くお酒も飲みながら打つことができる。設置されている機種は比較的新し目のものが多く、「化物語」など長らく人気機種としてホールに設置されていた台が数多く見られた。5号機以降の設置しかないのが非常に残念だが…。

 

並びで打てる箇所を探し、僕は「ブラックラグーン2」、後輩は「ひぐらしのなく頃に祭」を打つことにしました。




祭は当然初代。6号機ではありません。

打ち始めてすぐ、僕がリールロックからBIG BONUSに当選。その後もすぐにレア役を重ねてバレットバトルに当選しました。ARTにこそつながらなかったものの、やりたいと思っていたバレットバトルに突入させられたため大満足。一方のひぐらしも早々にオヤシロBIGを引いてART突入。しっかり目押しも決めまくっていました。

 

ひとしきり満足した後は、僕が「ツインA」、後輩が「化物語」を並びで打ちました。




「ツインA」は5.9号機とかなり最近の台でありますが、設定1でもめちゃくちゃ甘かった思い出があります。しかも成立役とリール制御の作りこみがかなり凝っていて、実戦動画を見て知識を深めてはホールに行って再現してみるという日々を送ったこともあるほど打ち込んだ台でした。

うん、やはりゲーセンでもパチスロは十分楽しめるな…と思っていましたが、一方の後輩は少し不満げ。隣で一部始終を見守っていたのですが、1ゲーム目に引いたチャンス目から解呪の儀に当選し、そのまま推定解呪連ロングに突入。AT中はなぜか異常にボーナスが軽くてボーナスだけで3連チャン。気づけば倍々チャンスなしで残り枚数は800枚になっていました。

 

「先輩…ホールで討つ時のために、このヒキを取っておきたかったですよ…」

 

ちなみにこの一撃で火が付いた後輩は、僕と別れた後地元のホールで延長戦。「ゴブスレ」のスイカカウンターハイエナ、「ひぐらし祭2」の高設定後ヅモと渡り歩いて、閉店間際にyouを引いて取り切れずに負けるという散々な一日となったようです。

僕個人としては、あの頃のスパイキーの筐体に触れただけでも大満足。非常に充実した一日を過ごすことができました。