昨今の広告宣伝の規制緩和によってできるようになったことの一つが「出玉ランキング」です。


何月何日にこの台で何枚出ましたよ、という事後報告。もちろん「枚」と言いつつスマスロで獲得した出玉でも表示が可能となります。


結構色々なホールが取り入れている印象で、体感45店舗くらい見てまわればコンプリートに近しい記録が景気良く掲載されているのをみる気がします。


この出玉ランキングに対する賛否なのですが個人的には超絶賛成でございます。




少し前まで、なんならパチンコホールでの出玉ランキング掲載がまだNGとなる前までは一部を除いて「こんなランキング作っても意味ないでしょ」と考えていました。

理由は簡単、低設定での事故記録の羅列になると思ったからです


例えば5号機時代、ノーマルタイプ、ARTAT、全部のスペックのパチスロ台がホールに横並びで置かれていた時代は、結局ART機、AT機がちょろっと事故ればランキング上位を占めてしまう時代でした。

ですからきちんとノーマルタイプに設定を入れてアピールするホールは「日のランキング!」という形で細かく期間を切って掲載していた記憶があります。


しかし今の時代、AT機とはいえ出玉を伸ばすためには設定の力を借りることが必須となっています。もし仮にランキングの上位が「2,412枚!」とかになっていれば「あ、はいはいなんかの台で1完走しただけね。」という感じでイメージがつくのですが、6.5号機などで7,000枚とかかなり景気のいい枚数の記録が並んでいると、明らかに一撃では達成できない枚数なんですよね。


まあ一撃で大きく伸ばしたのは大前提として、大きく伸ばした後も打たれ続けている、かつその日の最高出玉数を更新し続けている。それすなわち「高設定」と言い切ってもいいわけです。


さらに、出玉ランキングには大体日付がセットでついています。そこの数値だけ見ていけば、情弱な僕でも「店の推し日」がなんとなく見えてくるのです。基本的にはホール内に掲載するものとはいえ、掲載する意味はかなりあるんじゃないかと思っています。



先日も「ハーデス万枚」をランキングで見ました。世の中にはとんでもない豪腕の人がいるんだなぁいつかその豪腕担当が自分のもとに回ってくると信じつつ、出玉ランキングも店選びの一つの参考として立ち回ってみようかと思います。