vsリプ3で当たるBOØWY



〈前回のあらすじ〉

設定狙いをしないと勝てない、そう判断した僕は、設定狙いのためのロジックを一つひとつ積み上げていった。

積み上げて行った先に行き着いた結論は、バラエティコーナーに1台設置のBOØWY(以下「ボウイ」)。

果たして片道1時間半を掛けてボウイを打ちに来た意味はあるのか




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さて、ボウイを打ち始める前に、ザックリと設定推測要素について調べておくか。

そう思い、スマートフォンを取り出して調べたところ


明確に設定差として公表されているのが「初当たり確率」しかない!


つまりこれは打ち進めて「うーん、何となく軽い!」という体感でしか判断できないということだ。

AT終了画面にも「1否定」と「6濃厚」は存在するが、恐らくそんなにサンプルは取れないだろう。


ということは、自分でどんな契機からの当たりに設定差があるのかを予想しながら打っていくしかない!




僕がイメージしたのは以下でした。

初当たり確率に大きな差があるため、AT当選契機ごとに細かく考えてみると以下の予想に行きつきました。


①「チャンスゾーンのチャンスゾーン」の突入率

②リプレイ3連からのAT当選

③通常時の奇数揃いからのAT当選



①については、ボウイには「チャンスゾーンのチャンスゾーン」が存在し、この区間で小役を累計4回(引き継ぎ可能)入賞させればチャンスゾーンに突入します。


チャンスゾーン中は15枚役の規定回数入賞でAT当選となるのですが、規定回数はヒキに左右される仕様なので「チャンスゾーン突破率」にはほぼ設定差が無いだろう。

つまり差があるのは「チャンスゾーンのチャンスゾーン」の突入率だと推測できる。




②については、パチスロのボウイは「ミリオンゴッドシリーズ」をリスペクトした通常時の演出の作りになっているので、恐らく抽選についてもリスペクトしているだろう、という推測ができる。

リプ3からのAT当選は必ず高設定ほど優遇されているはず。




③については、レア役とモードによる抽選での当選。確定役でもなく、チャンスゾーン中のヒキでもなく、純粋な直撃。

確定役が搭載されており、かつチャンスゾーンも存在するので恐らく低設定の当選メイン契機はこの2つだろう。つまりそのいずれでもない当選に設定差があるはず。


主にこの3点に注目していき、押し引きを判断しよう、とりあえずは1回目の初当たりを目指して。



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あまりにも残酷な出迎えでした。


台上のデータカウンターが800を刻んだ瞬間に、やっと本日初のチャンスゾーンへ。

そのチャンスゾーンをモノにしてなんとかATに繋げました。

しかしこの当たりは単発終了。




当たり方も高設定を感じさせない、チャンスゾーンのチャンスゾーンは2回入っているが、それでも出現確率は1/400。どう考えても高設定ではないだろう。


朝イチの初当たりから「敗北」を感じさせる雰囲気。ダメだ、持ちコイン飲まれたら一旦冷静になろう


180枚ほどの持ちコインを、逆に持て余すような手つきで台に入れていく、


刹那。


何の心当たりもないATの即告知。


これは

高設定を予感させる「リプレイ3連」からATが当選したのでした。