2023年、6戦未勝利。



単なる趣味打ちでは一切勝てない、そう察した僕は極力高設定が期待できる環境に身を置いて打とうと考えました。


何かないかと情報収集していたところ、友人から「某店舗のバラエティコーナーがチャンスなのでは」と教えてもらいました。



なるほど、これはデータを見る限り毎日バラエティコーナーのどこかしらに当たり台がありそうだ。あくまでスランプグラフだけを見ての判断だが、ノーヒントよりはいくらかマシだ。


しかも恐らく、直近で同じ台に設定が入ることはなさそう。つまり当日までに設定が使われなかった台に座ればハイチャンス。

ここまで明確に分かっていればあとは簡単。

当日早起きして、片道1時間半ほどかけてお目当てのホールに向かいました。





さて、前日のデータを見る限りバラエティコーナーで直近当たりとなっていないのは10台ほど。この中で最も機械割が高い機種は何か




BOØWY」だ。


(以下、「ボウイ」と表記します。すみません。)



片道1時間半かけて、バラエティコーナーに1台だけあるボウイを狙う。一見破綻していそうな狙い目だが、データに基づいた明確なロジックがある。


博打は、狂気の沙汰ほど面白い!!!



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しかしここで思わぬトラブルが。

朝イチの抽選は149人中144番。ほぼ最後尾を引いてしまった僕。ホール規模的に「スロットが取れない」ということはあり得ないものの、バラエティに1台のボウイが取られてしまう可能性がある。


僕と同じ情報を持っているものが、データを読み漁り「ボウイ」に照準を合わせているかもしれない!




なんでバラエティのボウイにこんなにも心を乱されなければならないのだ。


カバネリとか幼女戦記とか新鬼武者とか、注目されていて、かつ大量導入されているメイン機種がいくらでもあるじゃないか。



労力をかけて、バラエティのボウイを狙う。

埋まってたら埋まってたで別の台に行くので文句は無いが願わくば空いていてくれ!!




さあ!開店!

前の人に続きホールに入店、メインコーナーには一瞥もくれずにホールの最深部にあるバラエティコーナーに突撃!




たのむ!たのむボウイ!

ボウイ空いててぇ〜〜〜!!!









はい、もう全然空いてました。

逆に両隣のピンクパンサーとラブ嬢+は埋まってました。なんで?



ということで、久々の遠征、久々の大勝負。


2023年初勝利を託したのはボウイ。


側から見れば「狂っている」と思われてもおかしくない状況で、1枚目の万札を躊躇うことなくサンドに入れたのでした。



次回に続く