202328日、国内初の「スマスロ専門店」がオープンしました。さいたま市浦和区にオープンした「スマートガーデン浦和」です。


元々スマスロのメリットの1つとして、小規模台数のホールがオープンできるというものがありました。店内共通のメダルが必要なく、全ての遊技が各台で完結する。メダル周りのエラーは一切発生せず、補給も必要ないので設備投資や人件費を節約できるというロジックでした。



そんなこと言っても、結局ユニットの導入が必要だからスマスロ専門店なんて夢のまた夢なんじゃないの〜〜???


とか思ってたら、もうできました。





スマートガーデン浦和はピーワールドによると総設置台数が66台。

鏡が23台、ヴァルヴレイヴと刃牙が20台、リノヘブンが3台という内訳のようです。


関東地方では店舗を多く抱えているガーデングループの組織力を持ってしても、なかなかチャレンジングな試みだと感じました。


このスマスロ専門店ですが、僕が個人的に注目しているのは「何を売りにするか」です。






正直なところ、スマスロ自体は全国的に導入が進んできているため、近所のホールに行けば打てるという状況になりつつあります。

しかも現行のスマスロは基本的に一撃の出玉性能に特化していることもあり、敬遠する人が多いのも事実です。


つまり「スマスロが打てる」は売りにならない。



次に出玉面での売りですが、小規模ホールが故、店舗全体での売り上げ目標はそこまで大きくないと予想できるものの設定を使って出玉をアピールするとすぐ他の台に皺寄せが来てしまう。


大型店舗であれば、1機種全6ということをやっても他の台で回収が叶えば採算が取れるので問題ないのですが、66台規模かつ4機種の導入のみとなると出玉面でのアピールは難しいのではないでしょうか。



と思っていたところ、初日のデータが出ました。


Twitter情報の受け売りになってしまうのですが、店舗全体でユーザー側の+173,4201台あたり+2,628というバケモノじみた結果に。


これ下手したら「店内全6」なのではないかと思えるほどインパクトを残したグランドオープンとなったようです。

まさか初日から出玉面でアピールしてくるとは予想外でした。




さいたま市は縁もゆかりもなく、足を運ぶ機会も全くないのでこのホールを訪れる機会はないかと思いますが、引き続き「スマスロ専門店」の動向を見守っていければと思います。