昨日、ユニバチャンネルから「ハーデス槍撃」の解説動画が公開されました。

動画から把握できる要素を昨日の記事にまとめております。


https://ameblo.jp/beyondcrushman/entry-12788032573.html



で、今回は昨日の情報をもとに6.5号機ハーデスをどう考えるか、書いていこうと思います。





まず、スペック面については相当深く考え抜かれたものが実装されていると感じました。


6.0号機以降の課題である稼働を促進するための工夫として、チャンスゾーン高確や天井の実装があり、従来の抽選システムの良い部分(レア役を引かずともモードで当たるなど)を残しつつプラスアルファの要素を追加していると感じました。


チャンスゾーンの成功に恩恵があるのも素晴らしいアイデアだと思います。成功すればジャッジメントがペルセポネ、もしくはハーデス以上が貰える。そのために666ゲームまで回すかと考える人が出てくる。



確定役契機の当選確率が下がっています※が、割合としては紫7揃いの出現率を下げて冥王揃いの確率を上げているので、一撃性に特化したという意味では尖りが増していると思います。


5号機ハーデス確定役合算21/65536

GOD揃い8/65536

うち全回転1/65536

冥王揃い3/65536

うち全回転1/65536

7揃い10/65536

うち全回転1/65536


6.5号機ハーデス確定役合算16/65536

GOD揃い8/65536

冥王揃い4/65536

7揃い4/65536

全回転出現率不明、天井全回転もあるので





個人的に1番感心したのは、ジャッジメントペルセポネとハーデスの仕組みです。


基本的には双方10ゲーム以内に紫7揃いor冥王揃いを引くゲーム性なのですが、ゲーム数管理ではなくst方式。図柄揃いの度にゲーム数が10ゲームに巻き戻ります。


その代わり、一度のジャッジメントで5回リセットされると強制的にジャッジメント終了。しかし恩恵として、ジャッジメントのペルセポネで完走ならペルセポネが、ハーデスで完走ならハーデスがストックされるのです。

(これでストックしたジャッジメントはATゲーム数が0になった時に放出されます。)



これはジャッジメントの出玉性能を維持しつつも、引き損をユーザーに感じさせないという配慮が見て取れます。

状況次第でもありますが、一撃で800ゲーム上乗せしたら完走濃厚ということもあります。それだと残りのATが完全に消化試合になってしまうのでそれを避けたのでしょう。


ジャッジメントの終わりを設定することで、期待感の続くATとしているのではないでしょうか。

イメージとしては900ゲーム乗るところを300300300に分けて小分けに放出しているような感じです。







前向きな要素も多いのですが、もちろん懸念もあります。


ジャッジメント、上位GOD、ヘルグレイヴ、タナトスフリーズなど、強力なトリガーを数多く実装して、その割のしわ寄せがどこにくるかという点です。


これはもう間違いなく、通常時のハマり、あるいはケルベロス契機のショボATに集まると思います。

通常ルートで当選したジャッジメントの振り分けが公開されていないので、通常ルートのAT当選には実は夢がない、という可能性も0ではないと考えます。



また、初当たり確率の設定差が非常に大きいことも懸念です。


設定1で約1/510.9

設定6で約1/224.2


設定4から初当たり確率が1/300より良くなるので、低設定と高設定のゲーム性はかなり変わってくるんじゃないかなと思います。


安定の高設定、ロマンの低設定。

天井恩恵が全回転フリーズということを踏まえると、低設定は通常時666ゲーム消化のペルセポネ以上、もしくは天井からでしかロマンがないのではと裏を探りたくなります。





なんだかんだ色々書いていますが、もちろん自分でしっかりお金を使って台の評価をしたいと思います。

導入は4月半ばらしいので、そこまではあれこれ楽しく考察しながら待ちましょう。


スマスロ北斗、6.5号機ハーデス、今年の4月が非常に楽しみになってきました。



あと、なんで演出のモチーフが冥王召喚なんですかね、そこだけ腑に落ちないですね。





※画像は冥王召喚です。