一時期、新台が確保しやすいという理由でとあるホールに入り浸っていました。

ある時を境にそのホールへ行かなくなったのですが…。今回はその日の思い出。

 

 

 

5号機時代の某日、今日も新台の実戦経験を積むために例のホールに行くか、といつも通り出かけました。

その日はいわゆる旧特日で、比較的お客さんが多くいました。

 

新台は残念ながら満席。しかし少し待てば1台くらい空くだろう。

時間をつぶすために何の台で遊ぶか、そんなときに目に留まったのが「クレアの秘宝伝2」でした。

 

なぜこの台が目に留まったかというと、朝一台なのに、通常の小役狙いをしていたら絶対に停止しない形の出目が停まっていたからです。

まさかの前日ボーナス成立のままリセットor据え置き?あるいは“何らかの意図”を持って店員さんが手でリールを動かしてその停止系を作ったか…

この謎に引かれた僕はクレアを確保して打ち始めました。

 

 

 

結論から言うと、ボーナスは成立していなかったので店員さんが手作業でリールを回したことが判明しました。これが意味するのは何なのか…

謎を解き明かしたかったのですが、1,000ゲームほど回し、収支はトントンくらいで狙っていた新台に空きが出たのでそちらに移動してしまいました。

 

 

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1か月ほどたったある日、僕は再び例のホールに足を運びました。

 

その日は旧特日、抽選で良番を引きましたが、僕の狙いはただ一つ。朝一におかしな出目で

停まっている機種を打つ。その台に設定が使われているのかを見極めたうえで、今後の立ち回りに生かそうと考えたのです。

 

足早に入場すると「ツインエンジェルBREAK」の出目に違和感がありました。

左リールに中段チェリー、中右は適当な停止系でしたが、明らかに違和感のある一台。

迷うことなく確保券を下皿に投げ込み、万札をサンドにぶっこみました。

 

 

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数時間後。

 

特定ボーナスの出現は0回、小役確率も設定1の近似値。サミートロフィーなど出る気配もなく、爆速で負け額がかさんでいきました。

 

打ち込んでいないので詳しくないですが、おそらく設定推測は1。朝一のリール停止系には、ユーザー有利の意味は全くありませんでした。

 

 

 

そこまでならまだ僕も怒りません。

そもそもそういうもので示唆するのはあまりよくないですからね。

 

極悪と感じたのはこの後。

 

思い出作りに「コードギアスR2」を打って帰ろうと、朝一台のコードギアスに着席。

第一打のレバーオンでリールがガックンしたためリセットに期待できるかも…と思った矢先、液晶を見るとなぜかマイスロが登録されていたのでした。

 

 

あれ?俺マイスロ入れてないのにな…

 

 

はい。

このコードギアス、リールはガックンしたものの据え置き濃厚。

リールのガックンは恐らく稼働促進のため、リセットしていないにもかかわらずガックンするように、リールを手で弄っているのだと推測できました。

 

 

リセット台をリセットしていないように見せるホールはたくさんありますが、このホールはリセットしていない台をリセットしているように見せるため、小手先の工夫でだまそうとしていたのです。

 

この一件を気に、二度と僕がこのホールに足を運ぶことはありませんでした。

 

 

 

パチスロで勝つには、台のことを詳しく知るだけでなく、自分の打つホールの環境や傾向をつかむことも重要だと考えます。いつ、どこに、どのように設定を使うのか。これを知るだけで勝率がグーンと上がると思います。

 

皆さんも、自身がよくいくホールだけでもいいので、ホールの傾向をまとめておくことをお勧めします。