前回、2023年の注目機種として「スマスロ 北斗の拳」を挙げました。

今回はその第2弾として、別の機種をピックアップして注目ポイントを紹介していこうと思います。



【ミルキィホームズ大収穫祭】


2023年の2月に導入されると言われている台で、6.5号機。スマスロではないので、有利区間の上限が4,000ゲームとなります。


この台は2種類の擬似ボーナスを繰り返して出玉を増やしていく台で、平均500枚取れる「ミラクルミルキィホームズBONUS(以下ビッグ)」と平均60枚取れる「ミルキィホームズBONUS(以下レギュラー)」が搭載されています。


メーカーとしてはこの台をA-500タイプ」と銘打っているようで、どこでも抽選する、かつ500枚獲得できる純ボーナスタイプを意識しつつ、擬似ボーナスならではの連チャンにも期待できるというハイブリッドスタイルなスペックとなっています。




さて、なぜ僕がこの機種に注目しているかなのですが、ポイントは500枚の連チャンのさせ方」です。




6号機時代になり、法律上、純ボーナスでの獲得枚数の上限が著しく減少してしまいました。

法律上の最大払い出し枚数は300枚、理論上は1枚掛け15枚払出しの純増280枚ボーナスが実装できるのですが、今度は短期出玉率あたりのルールに引っかかってしまうので、そのリスクを背負ってまで280枚ボーナスを実装するメリットがないようです。


しかし、純ボーナスを抽選するかのように擬似ボーナスを抽選することで、擬似ノーマルタイプとして台を作ることができる、しかも上手く作れば純増が500枚ほどのボーナスも搭載できる、というロジックから、恐らく擬似ボーナスで大量獲得を図るというマシンが生まれました。


具体的には、ガメラ、花火絶景、今度出るプライベート機の大花満あたりがそうです。



ガメラはビッグ確定のリーチ目役を引けば、問答無用でビッグが出てくる。

花火絶景はボーナス後の引き戻し区間でビッグが連チャンする可能性がある。

大花満は500枚獲得できるボーナスの1ゲーム連を抽選する。


というように、500枚以上の獲得が見込めるボーナスをどのように放出・連チャンさせるかで各メーカー差別化を図っています。


この市場に新たな一手を打つのがこの「ミルキィホームズ」なのです。



ミルキィは比較的ボーナス当選の確率が高めで、テキスト情報だけだと比較的遊びやすそうな印象です。


しかしボーナス消化後の100ゲーム間は「収穫祭」という区間になり、この区間で当選したボーナスは全てビッグとなる仕様です。



100ゲーム間でのボーナス当選率は設定1で約40%とかなり高い値となっています。

つまり初当たりでビッグを引ければ、約40%は連チャンするので約1,000枚、通常時の消化を考慮しても約850枚〜900枚の獲得が見込めることになります。




なんかここだけ聞くと「めちゃくちゃ甘い」ように聞こえませんか?


もしかしたら連チャンはモードで管理されていて、収穫祭中は自力抽選要素がほぼないなどのカラクリはあるかもしれません。

しかしコンスタントに一撃1,000枚近い出玉を獲得できそうなスペックなので、今のところ非常に魅力的に感じています。


他の機種と比べると、花火絶景より連チャン中のビッグ比率が高く、大花満より連チャンのスパンが長い、となりそうです。



前作のミルキィホームズ(1/2の奇跡)は、僕個人としては6号機の最高傑作だと感じているので、中身は全く違うものなれど同じ版権を使用している以上は期待してしまいます。


導入されたら積極的に打っていくので、新台レポあたりで書ければと思います。


※画像は1/2の奇跡です。