こんばんは、フオです。

 

2019年もいよいよ佳境となり、2020年の気配が確実に近づいてきています。

 

今年のツケは今年のうちに清算するのが吉。けんかしている友人や彼氏彼女がいれば素直に謝って仲直り、素敵な新年を迎えましょう。

もしお金を借りているのであれば、そんなものは年内に決着をつけてキレイな体で新年を迎えるとすがすがしいのではないでしょうか。

 

僕は幸いなことに、仲違いをしている友人もおらず、ギリギリのところで借金ゼロをキープ。

このまま行けば気持ちよく2020年を迎えられそうです。

 

 

 

 

…いや、待てよ?

 

一個、まだ今年のうちに清算しなくてはならないことがあるな…。

 

 

今年もいろいろなパチスロにお金を使いました。そして負けまくりました。

自分の身銭を削ってまでパチスロを打っているんだから、文句の一つくらいは言ってもいいんじゃないか…?

 

 

今年、溜めに溜めた不満を、全力で開放してもいいんじゃないか?

 

 

 

というわけで、毎年恒例のこの企画、行ってみましょう…

 

 

 

 

 

 

神台クソ台ランキング2019決定戦!!!!

 

 

 

 

というわけで、今年世に出た新台の中から、わたくしフオが独断と偏見でしっかり楽しめたという「神台」と、なんでこんなものにお金を使ってしまったんだという「クソ台」をそれぞれ5機種ずつピックアップ。さらにランク付けをして、今年一番楽しかった神台と、二度と自分の金で打つかボケェというクソ台を決めていきましょう。

 

 

 

ルールは以下の通り。

 

1、2019年に全国的に流通した台の中からピックアップ。

2、ランク付けはあらゆる要素を加味、独断と偏見で決定。

3、フオが「今年、複数回実戦した機種」の中からチョイス。

 

3が特に重要です。たまたま一回打ってちょっとプラスになったから神台!という評価はしないということです。

 

まずこの記事では「神台トップ5」のランキングを紹介。クソ台ランキングも公開予定なのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

これが2019年の「神台」だ…刮目せよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

第5位…PYRAMID EYE

第4位…北斗天昇

第3位…スーパードラゴン

第2位…まどマギ反逆

第1位…エヴァ777

 

 

 

 

何となく自覚はしています、おそらく同意は得にくいでしょう。

しかし、今年一年打ってきてこう感じたので、僕はこの意見を翻すことはありません。

 

このランキングにもれっきとした理由があるわけですからね。

ということで、ランキングの理由を発表していこうと思います。

 

 

 

 

5位 PYRAMID EYE

 

まず、この台はスペックが尖りすぎている。

設定は1or6の二段階で、設定1でもフル攻略で機械割が100%を超えるという激アマ設定。

設定1でボーナス合算が1/40、設定6で1/32という今までにない全く新しいパチスロです。

 

この台、6号機でリアルボーナスを搭載しているのですが、ボーナス中が異常。

不思議なことに「パンク役」を実装しており、パンク役を入賞させてしまうと15枚役が成立しなくなるというシステム。

 

これ、個人的には新しい6号機の抜け道を大都が模索しているようにしか思えないんですよね。何かこのリアルボーナスで新しいATの形を確立しようとしている、そんな気がしてならないのです。

 

 

あと、単純に当たりやすいので、打っていてとても楽しい。

秘宝伝シリーズの台であるので、リールの停止系は「ピラミッド図柄が停止したらチャンス」というものを継承しています。もっとも、この「PYRAMID EYE」では見た目上のチャンス目=ボーナス確定なので、どちらかというとリーチ目役かもしれませんが。

 

 

・当たりを引く楽しさ

・6号機のシステムを打開するかもしれないスペック

 

以上の2点から、PYRAMID EYEを神台の5位とします。

 

 

 

 

 

4位 北斗天昇

 

この台は全国的に導入されているので、皆さんも一度は打ったことがあるのではないでしょうか。

 

この台は長期稼働の可能性を秘めていましたが、「リゼロ」で学んだユーザーが同じ過ちを犯すことなく、解析情報があっという間に世間一般に出回ってしまい、AT後有利区間リセット即ヤメの減少が起きています。

 

たまによく見ると、モードA天井を食らって即ヤメの台などが落ちていることもあるので、その場合は250まで回すのですが、モードA天井を食らっている台はやはり設定的に厳しく、激闘ボーナスの突破率も芳しくないのでAT突入があまり見込めないんですよね。

 

しかも250ゲームでは玉の数もたかが知れているので、激闘ボーナスでの小役レベルを上げることはかなり難しいです。

 

 

設定が比較的入りやすいということもあるのですが、システムは王道の6号機なので「なぜ天昇が神台なのか」という意見があるかもしれません。

 

 

 

今回僕が評価したのは「リール制御」です。

 

 

現在世に出ているAT機は基本、有効ラインが1ラインで変則ラインの台も少なくありません。「DARTS LIVE」とか、有効ラインが変態的でちょっと話題になりましたよね。(僕だけ?)

 

天昇も右下がり1ラインが有効ラインなのですが、完璧に4号機から続く北斗シリーズのリール制御を再現しています。

 

 

中押しすれば、中段に北斗図柄停止でチェリーorリプレイの停止系となり、右リールでリプレイがテンパイしなければチェリー濃厚。スイカも中押しの第一停止で見抜くことができます。

 

 

 

そして何より、ベルの揃い方がすごい。

 

普通のAT機は、リール上のいろいろなラインでベルの図柄が揃います。しかし、あくまでそれは見た目上のものでしかないわけです。

上段にベルが一直線に並んでいたとしても、ベルが三つ並んで払い出しを受けているわけではなく、例えば変則1ラインで停止した「リプレイ・スイカ・リプレイ」などによって入賞しているのです。

 

 

天昇もそうなのですが、見た目上のそろい方が毎回全く同じなのです。

 

とにかく15枚の払い出しの場合は右下がり一直線にベルが停止します。そしてベルこぼしの際に1枚が払い出されるときは、右上がりにベルが一直線にそろいます。

 

「ベルこぼしの1枚役を入賞させるときに、見た目上もベルがそろっている」

 

これ、制作者の圧倒的なこだわりを感じませんか?

 

他の台を打っていて、ベルこぼし1枚役の入賞形なんてほとんど意識したことがないはずです。なぜなら他の台はリール上何もそろっていないことが多いからです。

 

 

 

各リールのベルの個数を見れば一目瞭然なのですが、中と右リールにはそれぞれベルが8個ずつ。リールの図柄の4割がベルという尖った配列なのです。

このような配列を考案してまでベルを1ラインで入賞させようとしている“意志”を感じるのです。

 

 

比較的設定が入りやすく狙いやすい、リール制御が神懸っている、この2点を理由に「北斗の拳 天昇」を4位と致します。

 

 

 

 

3位スーパードラゴン

 

皆さん、スーパードラゴンっていう台があるのをご存知ですか?

一回のボーナスで、初当たりは最大で999枚、連チャン中は最大で1999枚を獲得できる差枚数管理のAT機です。

 

基本的には擬似ボーナスに当選すると純増100枚のATがスタートします。ボーナスの連チャン率は約70%あるので、100枚×70%ループをかましている間に100枚越えをして大量獲得を狙う台です。

 

 

獲得が100枚を超えることを「昇龍」というのですが、昇龍発生率に設定差があり、だいたいで言うと青いほうのビンゴのHooah!!の確率くらいで昇龍するらしいです。

 

 

この台、面白いんですよ。

 

一撃があるにもかかわらず、コイン持ちは良く投資がかからない。しかも連チャン中は擬似ボーナスのたびに有利区間がリセットされるので、理論上は一撃万枚も達成可能なのです。まぁ、無理ですけど。

 

 

6号機の中で、現実的な数値で大量獲得が目指せる、しかも大量獲得にあたって、複数のハードルを越える必要がないのです。

 

ただ昇龍を引き、振り分けに勝つだけ。

レア小役など要らない、とにかく引け。

 

ネックな点を挙げるとすれば、初当たりが重たいことでしょうか。

 

しかし、設定1以外をつかんでしまえば初当たりは比較的軽く、チェリーを引くことで天井が短縮されるので、実質的な最大天井まで連れて行かれることもないのです。(厳密に言えばちょっと違いますが…)

 

 

6号機の限界である2400枚をぶっ壊したシステム、ヒキ強を連発せずとも昇龍を引けば夢が見られる一撃性、異常なクソハマりを回避し易い点。

 

この3点を理由に、スーパードラゴンを3位とします。

 

 

 

 

 

 

2位 まどマギ叛逆

 

正直1位にしようかと思いました。

しかし、1位の存在があまりにも大きすぎたので、泣く泣く2位としました。

 

まどマギ3こと叛逆ですが、これは6号機の中でも屈指の完成度なのではないでしょうか。

 

ここでいう完成度とは「6号機を感じさせない作り」になっているということです。

 

 

6号機のイヤなところ。

 

2400枚のリミットがある。

短期出玉率の関係でAT中にコインの減少区間がある。

無抽選区間がある。

 

大きなものはこのくらいでしょうか。

 

 

しかしこの叛逆、無抽選区間無し、AT中のコイン減少区間無し、さすがに2400枚のリミットはあるものの、非有利区間で強小役を引ければ即引き戻しと理論上は一撃の出玉に上限がないようになっています。

 

 

その上で、叛逆を2位とした理由が2つあります。

 

 

① ボーナスの当選契機が豊富

最近の台は、大体同じ流れを踏襲しています。ゲーム数消化によるチャンスゾーンを経由してのボーナス当選か、レア小役によるチャンスゾーンを経由してのボーナス当選。

いずれにしろチャンスゾーンを経由しないとボーナスに到達しない台が多いのです。

 

一方、叛逆ではゲーム数解除あり、チャンスゾーン経由あり、レア小役の直撃ありと、今までの5号機と同じようにいろいろな当選ルートがあります。これは面白い。

 

まあ、本来であればチャンスゾーン扱いである「マギカボーナス」を胸張って「ボーナス」と言っているだけなんですけどね。メインのコイン増加区間はマギカラッシュなので、マギカボーナスをチャンスゾーンと言ってしまえばそれまでです。

 

 

 

 

② 現実的なATの当選率とATの伸び具合

 

叛逆で完走させるのは至難の業です。しかし、意外と1000枚クラスの出玉だったら現実的に狙えると思っています。

 

AT駆け抜け(ベル回数が一定以下)の時の「くるみ割り」救済抽選や、ボーナスが特化ゾーンになるなど「現実的に」引けるトリガーが複数搭載されています。

 

しかもマギカチャレンジを2回勝ち取るだけでボーナスが付いてくるので、ATの初当たりから「ほむらVSマミ」の特化ゾーンを引ける可能性があるのです。

 

 

マギカチャレンジはランクアップ制(ポイント獲得制って言った方がわかりやすいか)で、マギカチャレンジを1回成功させるだけでも内部的には2回成功の扱いになる可能性があるので、割と簡単にボーナスを引けます。

 

 

4ゲーム間でチャンス目か強チェリーを引ければ激アツです。複数成功扱いになる可能性が高く、もう1回成功させるだけで悪魔ほむらに到達する可能性が高いです。

 

 

という感じで、通常時のボーナス当選契機が豊富なので通常時に退屈しないこと、現実的に出玉につながる契機を引けること、この2点が大きな理由となり、叛逆を2位としました。

 

 

 

 

 

 

1位エヴァ777

 

優勝。

断トツで優勝です。

 

そもそも皆さんこの台打ってましたか?

 

ものすごく話題になった「リゼロ」と同時期にリリースされたので、リゼロを中心に打っていた方はあまりエヴァに触れてこなかったのではないでしょうか。

 

 

この頃は、リゼロや星矢spなど、設定に大きく依存してAT中の獲得出玉が左右される台が複数リリースされていました。

 

低設定ほど一撃が見込めて、高設定ほどショボい出玉で終わる。その見返りとして初当たりが軽い。そんな台です。

 

 

しかし!

 

そのような6号機の「傾向」が滲み出てきた時代に、このエヴァ777はそのようなAT中の差をほとんどつけることなく、キレイに設定1から6まで段階的に設定差を設けていきました。

 

純粋に、5号機時代と同様の設定推測を楽しんで打てる台なのです。

 

 

 

気になる通常時の抽選方式は、50ゲーム1周期で貯めたポイントに応じてチャンスゾーン抽選をし、チャンスゾーン成功でATというものです。

 

「周期抽選なんだから、実質無抽選区間なんじゃないの?」そんな声が聞こえてきそうですが、そんなことありません。周期に到達する前には、主にレア小役でチャンスゾーンの直撃抽選をします。

 

 

そしてここがキモ。

 

周期抽選を左右するポイントの獲得は、主にベルの入賞によって獲得をしていきます。ベルが連続入賞すればさらにポイントを多く獲得できます。

 

「ベル」で主に抽選を行うというのは、純増4枚のATを搭載しているこの台にとって親和性がものすごく高い。ベル2連、3連が現実的に起こりうるので、当然チャンスゾーンも現実的な当選確率となるのです。

 

 

 

AT中も面白い。

この台のATは疑似ボーナスとなっており、1回のボーナスで150枚~777枚の払い出しが得られます。差枚数管理のATですね。

 

どんなに引きが悪くても、初当たり1回とるだけで最低150枚は保証される安心設計。

初当たり時はほとんどが150枚の振り分けですが、2連目以降は150枚を超える振り分けを狙うことができ、レア小役・ハズレ成立時には1G連の抽選も行うのです。

 

この疑似ボーナスを連荘させていき、途中で振り分けの薄いところを引き、出玉を積み重ねていくのです。

 

 

 

そして極めつけは、引き戻し区間が面白い。

 

引き戻し区間では、30ゲーム間成立役に応じてランクアップの抽選を行います。ランク1から始まり、30ゲーム間でランク5まで上げれば疑似ボーナスの連荘確定です。

 

この台のATにはATレベルがあるのですが、基本的に選択されるATレベルでも約60%で引き戻しする設定になっているので、どんな初当たりからでも連荘を見込めるのです。

 

個人的には、ココのランクアップ抽選の、各小役の抽選値をすべて知ってから打つのがとても面白いです。

 

 

各フラグの抽選値は、以下の通りです。

 

ベル…約13%~約5%(ランクに応じて変動)

リプレイ…約24%~約18%(ランクに応じて変動)

弱レア役…50%

強レア役…ランクアップ濃厚

 

 

ランクアップを告知する際には数ゲームの前兆を挟むので、見た目上は何でランクアップに当選しているかがわかりません。しかし、それが面白いのです。

 

例えば、ランク1の時にリプレイを引いて24%の抽選を受けたとします。

ランクアップの前兆演出が進む中で、ベルを1回と弱スイカ1回を引きました。

 

最初のリプレイでは間違いなく24%で抽選を行っている。もし24%に漏れていたら内部的にランク2に上がっているので、リプレイの後に引いたベルの抽選値は約11%。しかしリプレイではずれていれば13%。そのあとスイカだから、全部当選していれば24%→11%→50%でランク1から一気にランク4に上がっている!さあ、何回抽選に当たっているんだ!

 

と、頭の中でさんざん考えたものを、前兆を経由して答え合わせすることができるのです。

 

 

上記の例で、1つしかランクが上がらなければ、「あぁ、おそらくリプレイとベルでガセって弱スイカの50%を勝ち取ったんだな、弱スイカ、ナイスプレイ。」と何となく自分で納得できるような解釈ができるのです。

 

 

引き戻し区間の抽選値が明確というのは評価のポイントが高く、かつレア役を一切引かなくてもリプレイの偏りがあればあっさり引き戻してしまうという抽選内容に衝撃を受けました。

 

引き弱の僕からしてみれば、「レア役ゼロで初当たりから完走まで狙える」という抽選内容がものすごくありがたいのです。

 

 

ただ台に与えられたシナリオに沿ってゲーム数を消化するのでなく、自分の引き次第で明確に運命が変わるのです。

 

 

 

ということで、言いたいことを言いまくって散らかしたのでまとめると、

①設定推測が楽しい

②毎ゲーム抽選が行われている

③ATの継続が現実的で、獲得枚数も良心的

④引き戻し区間の抽選方法の明確さと、抽選方法の面白さ

 

 

以上の4点を主な理由として「エヴァ777」を2019年の「神台」と認定いたします。

 

 

 

いかがでしたか。

偏見全開でお送りした今回の記事。

 

ちなみに「エヴァ777」のいいところはもっとたくさんあげられますが、書いていくとキリがないのでいったんここで打ち止めにしました。

 

 

皆さんも今年一年を振り返って、どんな台のどんな瞬間にアツくなれたかというのを思い返してみてはいかがでしょうか。

 

「クソ台ランキング」の記事も更新する予定ですので、そちらもご覧ください!

 

 

今回はここまでにしようと思います。

お読みいただきありがとうございました。