かなえが書くブログは、萌と同 様に盛り上がっていた。
誰も疑う者はいないようで、今までと変わらずメッセージもバンバン来ていた。
大成功だった。
かなえはそれ以来、持っていた知識の幅を広げることに余念がなかった。
大学の友達にも「ねえ、最近いいことあった?なんかすごい生き生きしてるよ。」などと言われることが多くなった。
かなえは自分でもそんな気がしていた。そして目に映るもの全てが新鮮に思えて、興味を持つようになった。
そうこうしているうちに、約束の期間が終わろうとしていた。
ちょうど1ヶ月たった日、かなえは出会ったカフェで萌と会っていた。
「萌さん、ひとつだけ聞いてもいいですか?なぜ、私に任せてくれる気になったんですか?」
萌は微笑んで言った。
「実は私もあなたぐらいの年に、全く同じ経験をしてるからよ。」
なんと、萌もあるカフェで人気のブロガーに会い、限定でその人になりすましてブログを更新したのだそうだ。
「それですごく自分が変われたの。だからあなたにもそうなって欲しいと思って。」
その後しばらく話をして、かなえは萌にお礼を言って別れた。
「ちょっとのことで人って変われるのね。」
ウインドウに映る自分は、前より素敵に見えた。
~完~
誰も疑う者はいないようで、今までと変わらずメッセージもバンバン来ていた。
大成功だった。
かなえはそれ以来、持っていた知識の幅を広げることに余念がなかった。
大学の友達にも「ねえ、最近いいことあった?なんかすごい生き生きしてるよ。」などと言われることが多くなった。
かなえは自分でもそんな気がしていた。そして目に映るもの全てが新鮮に思えて、興味を持つようになった。
そうこうしているうちに、約束の期間が終わろうとしていた。
ちょうど1ヶ月たった日、かなえは出会ったカフェで萌と会っていた。
「萌さん、ひとつだけ聞いてもいいですか?なぜ、私に任せてくれる気になったんですか?」
萌は微笑んで言った。
「実は私もあなたぐらいの年に、全く同じ経験をしてるからよ。」
なんと、萌もあるカフェで人気のブロガーに会い、限定でその人になりすましてブログを更新したのだそうだ。
「それですごく自分が変われたの。だからあなたにもそうなって欲しいと思って。」
その後しばらく話をして、かなえは萌にお礼を言って別れた。
「ちょっとのことで人って変われるのね。」
ウインドウに映る自分は、前より素敵に見えた。
~完~