東京都江東区に鎮座され、東京十社のひとつである「亀戸の天神さま」にお参りしました。
「亀戸」というと下町の代表格的な地名で、「天神さま」は庶民に身近な神様というイメージがあります。したがって、亀戸天神は私にとっては、的確な言い方どうか分かりませんが、気軽にお参りできる敷居の低い本当にリベラルなお社です。
身内に近々試験を受ける者がいるものですから、ご多分に漏れず、学業の御守りを授かりました。
九州の太宰府天満宮の神官で、菅原道真の末裔である菅原信祐が江戸時代の初期に、天神信仰を全国に広めようと諸国を巡るうちに、江戸本所亀戸村にたどり着き、村に元々あった天神の小さな祠に御神像を奉祀したのが始まりだそうです。
江戸の街がほとんど灰となった明暦の大火のときは、この亀戸天神が復興の心の拠り所となりました。現代でも災害が起こり復興を期する場合に、その土地の神社が人々の精神的な支柱を担うケースがありますね。
その後、九州太宰府を模倣して、社殿、回廊、心字池、太鼓橋を備えるようになり、東の太宰府ということで、「東宰府天満宮」とも呼ばれるようになりますが、現在の正式名称は「亀戸天神社」です。
春先には梅、春爛漫の時期には藤、秋には菊の花が咲き誇り、「花の天満宮」としても有名です。
神社の鳥居をくぐり太鼓橋の一番上まで来ると、スカイツリーの存在感が大きくなります。
亀戸天神社の本殿とスカイツリーのツーショットは、葛飾北斎の浮世絵とは違って、現代文明と昔ながらの日本文化の融合という点で名所と言えるのではないでしょうか?






