伊予国の一之宮は今治市大三島に鎮座されている大山祇(おおやまづみ)神社です。
今治市の市街地から瀬戸内海のほぼ真ん中に位置する大三島に渡るには「しまなみ海道」を通る必要があります。
この「しまなみ海道」をドライブするのがとても楽しみでした。橋からの景色はやはり想像どおり絶景で気分は高まります。
最初に見えてくる来島は昔、村上水軍が拠点としていたところです。潮の流れが速く複雑で、素人目でも操船が難しそうだというのが分かります。
この「しまなみ海道」沿いに歩道・サイクリング道路が備えられており、尾道~今治間をいつかは踏破してみたいなと思っています。
大山祇神社の御祭神は大山積大神で天照大神の兄にあたります。
山の神であると同時に大海原の神でもあるとういことで、昔は山本五十六を始めとする海軍関係者、今でも海上自衛隊や海上保安庁の幹部の参拝があるということです。
御朱印には「日本総鎮守」とあります。
境内には樹齢2600年とされる御神木の大きな楠があります。そこを息を止めて3周すると願い事が叶うそうです。これをやるには走らなければなりませんね。
御神紋の「隅切折敷三文字」は我が家の家紋に似ていたものですから、不遜ながらちょっと親近感が湧きました。
神社に隣接している宝物館には国宝・重要文化財に指定されている甲冑、武具類の80%がここに収蔵されているということで、甲冑ファンにとっては必見です。