館山から上総国の一之宮、玉前(たまさき)神社のある一宮町まで外房の海岸線沿いに車で移動しました。
この九十九里に押し寄せる波は時折、きれいなチューブ状となり、あの葛飾北斎の浮世絵を彷彿とさせます。
そう言えば、一宮町は東京オリンピックのサーフィン会場であったことを思い出しました。上総国の一之宮が鎮座されている場所で開催されたのですね。
玉前神社の一の鳥居は真東を向いていて、春分と秋分の日の、日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、寒川神社、富士山頂、七面山、竹生島、元伊勢・皇大神社、大山、出雲大社が並び、これをレイライン(ご来光の道)と呼ぶのだそうです。
玉前神社は、その東の起点となっており、つまり日出る国、日本の起点となる神社と言っても過言ではないかもしれません。
御朱印はカラフルで、「前」という字がある御神紋が印象的です。