静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社は、全国に多くある浅間神社の総本宮であることは知っていましたが、そもそも何故、富士山に関わる神社の名前が「浅間」なのか、それと長野県にある浅間山とはどういう関係なのかなど、ずっと疑問に思っていました。
浅間大社のホームページを見たら、富士の荒ぶる山霊(噴火)を鎮めるために、浅間大神を富士山麓にお祀りしたのが事の始まりということでした。浅間大神は女性の神様で、水徳があり噴火が静まったそうです。
ちなみに「あさま」とは古語で火山のことを意味しているらしく、浅間山はまさしくそうで、九州の阿蘇山もそれに近い音になります。いずれにせよ、「あさま」とか「せんげん」は火山にまつわる言葉なんですね。
冬の青空で境内からは富士山がきれいに見えました。ここは桜の名所でもあります。
御朱印には、「駿河国一之宮」と「浅間大社」の印がしっかりと押されていました。