みなさんこんにちは
BEYOND浦和店トレーナーの野村です
みなさんは甘いものはお好きですか
ちなみに私は大好きです(特にチョコや小麦が使われたお菓子)
昔は依存症になり、過食の経験もあります
「ダイエット中なのに甘いものが我慢できない」
「仕事終わりについ食べちゃう」
皆様の中にも、いわゆる依存的に食べてしまう経験もあるかと思います、、、
今回は、私たちが甘いものを食べたくなるメカニズムや、危険性について解説します
わかっていても辞められない、、、そんな状態に陥ってしまうのはどうしてでしょうか?
それには、砂糖や人工甘味料が関係しているのです
○砂糖は脳への甘いご褒美
糖質で構成された砂糖は、効率的にエネルギーを得られる食品です
そのため、私たちは甘いものを美味しいと感じるようになっています。
甘いものを食べることで、β-エンドルフィンという物質が脳内で分泌されることがわかっています。
これはモルヒネに似た物質で幸福感を与えます
どうしても甘いものを食べたくなる気持ちのメカニズムは、依存性薬物を辞められなくなってしまうメカニズムと似ています。
つまり、甘いものの中毒性はとても強いのです
○甘いものに潜む罠
甘いものを欲求のまま食べ過ぎてしまうと、以下のような体への悪影響が生じてしまいます
①血糖値が上昇し、脂肪がつきやすい体に
甘いものは砂糖や小麦粉といった糖分が含まれています。
糖分が体内に入ると、血糖値が大きく上がり、インスリンというホルモンが分泌されます
インスリンは血糖値を下げるため、体に脂肪を蓄えるように促します
摂取した糖分が多いほど、血糖値が大きく急激に上がります。
するとインスリンの分泌量も増え、どんどん脂肪が蓄えられてしまいます
②洋菓子や菓子パンは脂質も豊富で高カロリー
砂糖やもち米、小豆などの豆類を使って作られることの多い和菓子も、食べ過ぎればもちろん太る原因になります
バターや生クリーム、チョコレートなどをたっぷり使った洋菓子や、クリームパンやメロンパンなどの菓子パンはさらに高カロリーで太りやすくなります
なので、スイーツの中でも洋菓子や菓子パンには要注意です
③人工甘味料により食欲が増える
お菓子やジュースには人工甘味料がよく使われています
最近ではダイエット食品ではないものにも入っています。
よく成分表に表示されている「アセスルファムK」や「アスパルテーム」「スクラロース」は人工甘味料にあたります。
清涼飲料水にもよく見かけます
「人工甘味料なら0カロリーだからいくら摂っても大丈夫」そんな風に考えていませんか
実はこれらの人工甘味料は食欲を増加させ、肥満や糖尿病の原因となることがわかっています
「甘いものへの欲求を紛らわせるために、人工甘味料で誤魔化していたつもりが、逆にますます甘いものが食べたくなってしまっていた」というリスクがあるのです。
○甘いものをやめる6つの対処法
甘いものをやめるのはなかなか難しいです
また、我慢し続けるとストレスが溜まってしまいます
甘いものの摂取を適切に保つためには、普段の食事を工夫するのがポイントです
その方法を6つ紹介します
①甘くない炭水化物で糖質を補給しよう
糖質は私たちのエネルギーとして欠かせないものです
そのため、エネルギーが足りない状態では甘いものが食べたくなってしまいます
そのため、普段の食事から十分な量の糖質を摂ることをお勧めします。
ご飯やパンなどの甘くない糖質で体を満たしましょう
ただし、パンは甘いものや菓子パン・惣菜パンはNGです
フランスパンや食パンなどのシンプルなものを選びましょう。
②野菜で満足感をアップさせる
食事の量が少ないと、体は物足りなさから「まだ食べたい」と感じてしまいます。
その気持ちから、お菓子やジュースに手が伸びてしまうかもしれません
なので、食事の満足感を上げることがポイントになってきます
そこで活躍するのが野菜です
歯ごたえのある野菜や、茹でてもかさが減らないものなどを食卓に取り入れることで食事の満足感をアップさせましょう
③たんぱく質で満腹感をあげよう
同じく食事の満足感を高める食品として肉や魚や卵、大豆といったたんぱく質を豊富に含む食品も有効です
たんぱく質を摂ることで、体は「コレシストキニン」という消化管ホルモンを分泌します。
コレシストキニンには食事の満足感を上げる作用があります
ゆで卵や冷奴など手軽なものから意識して取り入れてみましょう
いかがでしたでしょうか?
甘いものに依存しないためにも、あまいものがやめられなくなってしまう原因や対処方法を知ることは大事です
今回のブログを是非参考にしてみてください