前回までのブログでは、過去の出来事や他者の価値観を「許す」ことについてお話ししました。
最後に行き着くのは、やはり「自分自身を許す」という事だと思います。
私たちは無意識のうちに、自分を厳しくジャッジしてしまいがちです。
特に、SNSなどで他人の輝かしい活躍が目に入ると、つい自分と比べてしまうことは誰にでもあると思います。
「あの人はあんなにできているのに、私はまだここにいる」
「周りはどんどん進んでいるのに、自分だけが取り残されている気がする」
「もっと頑張らなければいけないのに、動けない自分」
そうやって、誰かと比較して「劣っている自分」や「できない自分」を見つけては、
心の中で自分を責める言葉を投げかけてしまいます。
「私には才能がない」
「どうせ私なんてできない」
そんなふうに自分を否定してしまうとき、実は私たちはとても危険なことをしています。
思考は現実化する。
自分に向かって放つ言葉は、実は「見えない鏡」に向かって叫んでいるのと同じだと思っています。
目の前に大きな鏡があり、そこに映る自分に向かって「お前はダメだ」「何もできない」
と言い続けている、ということです。
あなたが「できない」と言えば言うほど、鏡はその言葉を誠実に受け取り、
「できない自分」という現実をあなたの目の前に映し出し続けます。
自分が放った否定的なエネルギーが、そのまま自分の環境として返ってくる。
「できない」と定義することで、本当にできない現象を引き寄せてしまう。
これこそが、自分を責めることで陥ってしまう「負のループ」の正体です。
では、どうすればこのループから抜け出せるのでしょうか。
ただ、知っておいてほしいです。
今自分に「ない」と思っていることは、そこまで人生に重要ではない事が多いです。
私は子供の頃、運動神経がないこと、背が高くて可愛くないこと、
他にも自分を嫌いだったことはたくさんありますが、今は全く問題ありません。
今自分が「ない」と思っていることは、時間が経てば勝手に解消されると思っています。
時代は変わり、新しいことが発見され、常識が変わり、価値観は変わっていきます。
一時の「ない」に縛られて気に病むことがとてもナンセンスだということです。
そして「できない自分」に辛辣な言葉をなげかけるのではなく、
喜ぶ言葉をかけてあげることです。
そして、言葉だけでなくそれに向けての行動をちゃんと起こすこと。
「頭が悪い」と思っているのだったら、「私は頭が悪いからダメだ」ではなく、
得意なことを見つけて「私は暗算が得意だから、他のこともできるにちがいない」
とプラスの言葉をかけて、ちゃんとそれに対する行動を起こすこと。
これに関して言えば、勉強をすること。
前向きな言葉(アファメーション)だけでもいいけど、とても弱い。
私は行動を起こすことをお勧めしています。
憧れの人がいるとします。経営者、とかモデルとか有名人です。
その方は努力なしでその地位まで行けたのではないと思うのです。
努力はあった方がいいし、そのまっすぐな努力が自分にかける前向きな言葉の後押しをすることになります。
自分が「自分はできる」「自分を許す」と決めれば、
そのなりたい自分に向かう行動を起こせば現実という鏡に映し出される現象も少しずつ変わり始めます。
石田由起子