今回は腸内環境についての問題と対処方法について記したいと思います。

 

最新の研究で腸内環境は免疫、血液生成、ホルモンなどあらゆる生理機能に根源的に関係している事実がますます解明されてきています。

また、寿命延命の鍵と言われる生理活性物質ポリアミンも腸内細菌の活動で生まれることが解ってきているそうです。(抗炎症作用やオートファジー誘導作用等の多彩な機能を持つ)

 

体質改善のポイントは正常な腸内細菌環境を作るということでしょう。

 

現代社会は飽食の時代です。常に腸管に食べ物がある状態では腸管が疲弊して細胞や腸内細菌の健全な再生の時間がありません。空腹の時間を意識して作っていこうと思っています。

 

またしっかりした排泄とバランスの良い腸内細菌環境が保たれていないと毒素が腸管から血管に常に漏れ出した状態になり体全体に多大な負荷がかかる事は簡単に想像できると思います。

(これが現代の多くの難治性の病気の原因とも言われています。お医者様も腸内環境はとても大事と声を大にして語っています。しかし西洋医学の病院に行けばお医者様は化学合成の身体に副作用の強い薬品を山のように処方されます。これで根本の病気が治るのでしょうか?このようなダブルバインドな行為に現代医療の問題が有ると思います。)

 

当然その毒素が脳細胞に大きな悪影響を与えることになります。

 

先ずは出して(排出解毒)、そして、そこに栄養を取り入れるイメージです。

 

ここができていないと、いくら良い食品、サプリメント、ハーブを取り入れても、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる状態で時には余分な負荷をかけるばかりになってしまいます。

 

私が実践している腸内環境のための改善の方法は、

 

①朝、起床空腹時にコップ一杯の良質な水をしっかりのみ胃腸の活動を目覚めさせて排泄解毒を促す(レモンの絞り汁を入れたものならなお良い)

 

②食べすぎない、出来れな1日2食でもよい。私は週に3回くらい2食または1食の日を設定しています。腸内が空っぽの状態(細胞再生の時間)を長く作ることで腸内環境は著しく改善されやすくなります。

そして空腹の状態は細胞の浄化再生システムであるオートファジー効果が起きやすくする。

空腹時間が16時間程度で細胞の浄化再生システムが働き始めるそうですがなかなか難しいので1食抜きから始めると良いと思います。

 

オートファジーについて解りやすかった書籍

「空腹」こそ最強のクスリ

 

③有害な食品、添加物等をなるべく摂取しないようにする。

 

④精製糖質を避ける。よく調べて糖質選択するようにする。

(大量の糖類が入っている菓子食品飲料水など、、、避ける)

 

⑤水溶性食物繊維を意識して摂るようにしています。

血糖値の急上昇も抑えてくれます。

私は主に大麦、オーツ麦、押し麦、などなど、、、

 

⑥プレバイオティクス、プロバイオティクスのサプリメントを個々の必要性におうじて適度に活用

   ex ,認定オーガニックイヌリン、プレバイオティックピュアパウダー

   ex, プロバイオティクス-10, 500億

(ヨーグルト等も厳選すれば効果があるものもあります)

*(追記 良質なお味噌はとても有益です。天然醸造、無添加、長期熟成で一年以上の熟成が酵母菌が多く良いと思います。可能ならオーガニックで。 ㊟ 酒精も添加物ですので避けます。)

 

⑦緊急時以外は出来る限り抗生物質などの腸内環境を破壊する医薬品を飲まない。

個々に事情があると思いますが、これが非常に重要です。いくら色々と気をつけても化学薬品を直接頻繁に取り入れていては改善は難しいでしょう。

 

私は発病前は糖質大好きで、いつもお腹になにか入っていて便秘気味、

そして慢性副鼻腔炎と上咽頭炎が定期的に症状が悪化しやすく沢山の薬に何十年もお世話になっていました。

 

この結果が今で、身体が緊急信号で教えてくれたと捉えています。

 

現在は上記を実践して、パーキンソンなのに胃腸の調子は随分と良くなってきました。

 

なお、気になったキーワードはご自身でネットでどれも簡単に調べられます。是非ともご自身でも検索してみていただければと思います。

 

ご自分で出来るものからで、すべて完璧に行おうとはせずに徐々に馴れていけば良いと思います。

完璧主義でストレスの原因になっては意味がありませんから。

 

皆さんの腸内環境改善のヒントもコメントいただければ感謝です。

 

次回は栄養についての問題と対処方法について記したいと思います。

 

 

注意 これらの記事は個人の体験、感想を備忘録的な形で記したものです。必ずしも多く方に当てはまるものではありません。病状にはすべての個別性の要因が有ると思います。また情報の利用は各自がご自身で十分調べた上で納得の上で選択することお勧めします。