「インターナショナルスクールへの編入のタイミングについて」今年初めてのブログです。 

 

まずは編入とは…

 

インターナショナルスクールはどこの国でも私学ですので、始まる最初の学年は学校によって違います。日本のインターナショナルスクールの場合、有名どころのASIJは3歳児始まりで西町やセントメリーズは5歳児スタート。そこから始めた子たちのことは編入とはいいませんが、基本的に小学校1年生以降に他の学校から転校してきた子たちのことを編入といいます。

 

よく「今はXXXインターに通っていますが、将来的にXXXインターに編入したい」というご相談を受けます。これは老舗インター間でももちろんあります。例えば有名な西町インターは9年生までしかありませんので、早いですが1年生あたりから皆さま次の進路について考え始めます。そこでいつもお話するのが編入するベストなタイミングについてです。

 

まず現在どこの老舗国内インターも驚くほどにどの学年も定員がいっぱいです!これは都内だけではなく横浜も同じですので、ベストな編入のタイミングはエレメンタリー期間であれば、生徒対先生の比率が変わる時期。少し枠が増えます。または、ミドルスクールが始まる6年生やハイスクールでは9年生のタイミングです。そして、今はひと昔前のように老舗XXインターに通って最終学年までいればハイスクールはXXXインターに全員希望通り編入出来るとは限りませんので、いつでもWait Poolからお呼びがあればすぐに試験やインタビューを受けて編入、ということが多いです。

 

ここで注意しないといけないのはハイスクールでIB Diplomaを設けている学校は最終学年のみのGrade 12・Year 13の編入は受け入れていませんのでIB Diploma校最終編入学年はGrade 11・ Year 12になります。

 

Sixth Form > COURSES > IB Diploma Programme > Curriculum > IB Core

 

Aレベルも同じく最終受け入れ学年はGrade 11・Year 12のインターがほとんどで最終学年での入学は基本お断りされることが多いです。

 

また、IGCSEカリキュラムのインターも多くは最終受け入れ学年はGrade 9・Year 10となります。厳しいBritish系などのインターはIGCSEの期間はsecondaryの5年間ですが、Grade 6 ・Year 7からのみ受け入れますというところや、最低でもYear 9からなどという学校もあり柔軟に対応してくれないところもあります。インターで仲良くしていた娘のスイス人の友人が編入したIGCSEの学校はYear 7(6年生)以降の編入は出来ないので、今年入らないのであれば今後は受け付けないといってきたそうで急いで転校していきました。

 

IBのMYP(Middle Years Program Grade 6 thru Grade 10)を実施している学校の場合、IB Diplomaのように厳しくはないので、途中編入もほとんどの場合どの学年も認めてもらえます。

 

ここでもっとも柔軟なのはアメリカ系のAP校で、最終学年のGrade 12、1年間だけでも空きがあれば編入させてもらえるところがほとんどです。

 

海外転勤などの理由で転校時期を選べないご家族の場合はしょうがないですが、もしも編入時期をご自身で選べるのであれば、まずはお子様が最も向いている最終プログラム、AP、A level、IBを選びそこから逆算して編入時期を考えていくことをお勧めします。

 

本日は「インターナショナルスクール編入のタイミング」についてでした。今後は編入テストについても書いていこうと思います。書きたいことはたくさんあるのですが、日々のワークに追われて書けていません...ホームページもインターナショナルスクールに合格したご家族皆さまのフィードバックを載せたものにリニューアル予定です!

 

インターナショナルスクールに進学なさりたいご家族の総合サポートをしています。

宜しかったら遊びに来てください。