娘が秋から日本のインターを辞めて海外のボーディングスクールへ進学しました。

 

学校に送り届けてから早1ヵ月、やっとこのことを涙を流さず皆様にお伝え出来るようになりましたので、ご報告させていただきます。また、今後娘のプライバシーに関わりそうな具体的な国名、学校名、学習内容などはこちらや他のSNSでお伝えすることはありませんので控えさせていただきます。

 

まずはボーディングスクール進学について母親の切ない気持ちです。娘と別れてからの1ヵ月は本当に抜け殻でした。最初の1週間は何もする気力もなく娘からの連絡を待つのみの日々、娘も躁鬱のように「授業が楽しい」と言ったり「もう帰りたい」「食事が不味い」「1人部屋がいい」と泣いたりの繰り返しでお互い涙涙。つい言ってはいけない「帰って来てまたインターに戻れば?」「XXちゃんもXXちゃんも皆お友達が待ってるよ」と口走ってしまう。でもその度に彼女は「頑張る。帰らない」と立派に私の甘やかしを拒否。私だったらさっさと親の元に戻る気がします。

 

無事に娘を学校に送り届けた後、日本に戻り同じインターの子と道ですれ違ったり、同じ中学生くらいの子たちが楽しそうにおしゃべりしながら登下校している姿を見る度に

 

「この選択ははたして正しかったのだろうか?」
「この年齢で親と離れる必要はあったのか?」
「海外じゃなくて国内のボーデイングという選択肢もあったかも」
「今戻して今後日本の高校に入学するのもありかな?」
....等々と考えてしまい眠れない日々が続きました。
 
ただ、3週間が経った時に娘と話していて彼女が言ってくれた言葉で全ての悩みがすーっと無くなり、この選択は正しかったと思えるように。
 
「ママ、ここの学校での日々はものすごく忙しいけど、1日が前のインターにいた時の3ヶ月分のように感じる」
1日分の刺激が前のインターの3ヶ月分!」
「ここにいられるのは皆が経験出来ることではないことも分かっている。本当に恵まれていると思うし、こういうところで勉強できる機会を与えてくれて、パパとママに感謝している。本当にどうもありがとう」
 
インターの1年間は実質ほぼ休みを除くと9カ月なので、3日で1年!それに感謝の気持ちまで!こういうふうに考えられるようになったのはボーディングでお会いした先生たちが生徒たちに話してくれているおかげです。親としてこんなに嬉しいことはありませんでした。
 
そして、同時にどんどん精神的に成長していく娘に置いて行かれるような寂しさも…娘からの連絡がない日が2日でも続くと上手く行ってる証拠だとは分かっていても、「もう私は必要ないのかな~」と落ち込んだりもします。いけませんね。
 
今後どうなるかは分かりませんがきっとこの経験は無駄にはならないですし、10月の秋休みにまた娘に会えるのが今から楽しみです。私も成長しないといけませんね!
 
基本は連日sleep overのようでしょうか?娘は一人っ子なので姉妹のような仲良い一生お付き合いできる友情が芽生えたら嬉しいです。
 
パート2に続きます。
 

インターナショナルスクールに進学なさりたいご家族の総合サポートをしています。

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