以上、各章を通じて考察したとおり、
我々一人一人はもともと
「不生の仏心」
すなわち、生まれたこともなく死ぬこともない命が、因果必然の理に従って寸分の違いもなく確実に永遠に続くものであるという事実を知ることができた。
従って、この因果の道理を活用して、心に良いことを思い、強い念を持ち、人様のために尽くすことが、
巡りめぐってそれが自分にとって一番良いことで、それが自分を高め強くし安心できる道であるということができる。
最後に、今でも私の心にしみる、恩師、安谷白雲老師の言葉を紹介したい。
「わしは過去無限生にどんな悪いことをしたかわからない。
従って 来る不幸はすべて自分が引き受けましょう。
逃げる幸福は、決して追いかけません。」