モヒカンとドクター・マーティン
電車をまっていたら、目の前にモヒカン君。
こういう面白い人が乗っている車両に乗るのが好きである。
ピッタリ後ろについて、観察開始。
と・・・気づかなかったが・・・・・
背が高いモヒカン君の隣に、ちっちゃい人形みたいな女の子。
ドクターマーティンのごつい靴が彼女をとっても華奢に見せる。
敬語をモヒカンに使っている辺り、後輩、あるいは彼のバンド?のファンとみた。
モヒカン君の洋服をぐっと持ち、電車が揺れるたびに少し大げさなくらいのオットット。
どちらからともなく、少しの間手を握り
思い出したように、ふりほどき・・・
またつないで、
照れたようにぎこちなく離して・・・・
っく~・・・・・・
恋。だね・・・・・・
こちらが見ていて気恥ずかしくなるくらいのういういしさ、なのだ。
モヒカン君、いいんだよ。
手を握ったからって君のモヒカンが色あせる訳じゃない。
モヒカンだって恋をするくらい、知ってるんだよ。
だから、彼女の手をもっとぎゅっと握ってあげるんだ!!
心の中で静かに念じるシャチョウなのです。
でもさ。
こういうの、懐かしいなぁ。
手をつないだだけで、スパークする、あの弾けるような感情はどこにいったのでしょう。
キスした瞬間、はじめて目が覚めるような感覚はもう味わえないのでしょうか。
彼に触られた髪の毛は、そこにすべての意識が集中したようになる感覚。
シャチョウは今でも妄想シストですが、思春期の頃の壮大なる妄想は今の比ではありません。
後ろ髪を引かれつつ、下車。
さて、あの二人はどうなったでしょう??