ビロードのうさぎ
図書館に行ったときに、子供がこの本を持ってきました。
「あ~、懐かしい・・・たしか私も読んだ気がする・・・」そう思ったけれど
内容までは忘れていました。
夜に、ベットの中で読んでいた時、思わず最後に泣いてしまいました。
走馬灯じゃないけれと、すべての記憶が戻ってきてしまったのです。
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大切にしていた、ピンクのうさぎ。
昔、デパートで買ってもらったものです。
実家が立て直しをするので、自分の部屋を掃除に行ったとき
埃にまみれて押入れの中から出てきました。
「あ・・・これ、そういえば大切にしてたうさぎちゃんだったな・・・」
そう。
この本を読んで、「私もうさぎが欲しい」とねだって買ってもらったのです。
買ってもらった時に着ていたよそいきのワンピースまでも思い出してしまいました。
ピンクのうさぎが誇らしくて、旅行にも連れて行たっけ・・・。
学校であったいいこともいやなこともお話ししました。
それでも長い間、ずっと忘れていた、うさぎ。
子供部屋には魔法使いがいるというのですが、本当にいると思います。
長い時間をかけて、私のうさぎは、
新しい家のよく日が当たる場所でまた静かに笑っています。
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