イギリスのおじいちゃん | アクセサリー美人ブログ

イギリスのおじいちゃん

21歳の時、ニュージーランドを旅しました。


たまたま電車の中で前の席に座った、イギリス人のおじいちゃんと住所を交換。

記念撮影をして、写真を送る約束をしました。


まだ、メールもネットもなかった頃のお話です。


このおじいちゃん、とっても筆まめ。

私も返事は必ず出す主義なので、その後手紙のやり取りが始まります。


大学を卒業したこと。

就職でカナダに行くことになったこと。

ボーイフレンドと別れたこと。

日本を離れてFIJIにいくこと。

結婚したこと。

離婚したこと。

起業したこと。

再婚したこと。

子供が生まれたこと。


など・・・私の人生すべてのことを報告して、クリスマスやお互いの誕生日、近況など

年に4回くらいは必ず手紙を書いていました。


一人でカナダに行ったっ時、誰も友達がおらず

時よりとどく、イギリスからの手紙にどれほど励まされたかわかりません。


その後、私がイギリスに3度遊びに行きました。

なにかのご縁があったのでしょうね。


文通も今年で16年目。


しかし、今年初めておじいちゃんからクリスマスカードが届きませんでした。


93歳になったおじいちゃん・・・

もしや・・・と不吉な予感が頭をよぎり、電話をしてみることにしました。


4回コールののち、「ハロー」の声。


でも・・・おじいちゃんではありません。

一人暮らしのおじいちゃんなのに・・・どうして?


聞いてみると、おじいちゃんの息子さんでした。


心臓がいよいよ高鳴る中、どういうことなのか教えてもらいました。


このところずっと体が弱く、昨日からおじちゃんは病院に入ったようです。


意識はしっかりしているけど、なにぶん高齢だからね・・・。


そう言っていました。


亡くなっているという、最悪のニュースではなかったのですが

今までの思い出が走馬灯のように流れて涙が止まりませんでした。


「僕はイングランドのジェントルマンだからね」


そういつも言っていたおじいちゃん。

ヒューグラントにそっくりな瞳のおじいちゃん。


MR BEANを一緒に見て大笑いしたっけな。。


人生の節目にいつも励ましの言葉をくれたおじいちゃん。


私にはまだ報告することがたくさんあります。


もう一度、お話したいです。




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