おとうさん | アクセサリー美人ブログ

おとうさん

私はずっとお父さんとうまくやっていっていなかった。



父は、身内を決して褒めず、むしろけなす人。
どこの集まりに行っても、母を初めとしていつも私たちはけなされて、

相手の家族を褒める材料と化していた。

そんな父だったから、成人になっても何を話していいかわからず、

プライベートなことや自分がいま何を考えているか、・・・

なんて話す機会もなかった。

というか、話し方が分からなかった。

悲しいことだけど。



私が妊娠して、父が変わったことがある。
あんなに好きだったタバコを目の前で一切吸わなくなったことだ。
これには家族が大変ビックリした。



先日、実家に帰ったときに父が一冊のノートを出してきた。

父曰く、

「(私から)もたらったすべての手紙とメールを、書き写しているんだよ」

ということだった。
そのノートは2000年から始まっていた。
今から、ちょうど7年前。


私は、これを聞いたとき胸が張り裂けそうになった。

感謝で、
ありがたくて、
私はなんにも知らなかった、

と思って。

言葉に出せない人だったのかもしれない。
態度に照れくさくてうまく表せなかったのかもしれない。

でも、
父なりに私のことを思って、大切にしてくれたんだな・・



頭にきて、非情なメールを送ったとき父は書き写していて、

どんな気分だっただろう・・・
さっそく、夜にお詫びのメールと感謝の気持ちを書きました。



今では、やさしいおじいちゃん。

孫を見る目がとってもやさしいの。


同じ目で私のことも見ていたんだよね。


そう思うと、やさしさが胸からこみあげてくるのだ。



親孝行してあげたい、この人に。

そう思うのでした。