“奇跡” 2第二話〜重なる〜福岡の空はどうしてこんなに広いんだろう。東京はビルだらけで、空が狭い。今日は本当に雲一つない快晴の日。奇跡を起こす日。緑の葉と紅葉した葉2つが重なり合って揺れる先のあの太陽みたいにいたい。chapter2秋には珍しいくらいあたたかい日。あなたは太陽みたいに表れた。夢でみた、懐かしいその顔にハッと息を呑む。時間が止まったような感覚の中であなたを見ていた。彼は私に気付いてなかった。でも、私は夢の彼が現実にいることに気付いてしまった。彼ならきっと私に気付いてくれるはず。