昨日はプー太郎生活2日目。
たまたま休みが重なった為、急遽、学生時代の先輩と男ふたりで
温泉の旅にでかけた。
なんと、ワールドベースボール日本優勝記念で、
一日1組限定1泊素泊まり“2009円!!”
という激安プランに当日予約にも関わらずGETできたので、
超割安で温泉が楽しめた。
そして、司馬遼太郎さんの『峠』という歴史小説を読んだり、
会話を楽しみながらのんびりと骨休みをしてきた。
『峠』は、幕末の越後長岡藩の武士であった「河井継之助」という男が主人公で、
知行合一を地で行く人生ストーリーを描いた歴史小説である。
まだ触りしか読んでいないが、継之助が藩主を説得して、江戸へ遊学したい
と説得する際に言っていた言葉が妙に印象的だった。
『人間はその現実から一歩離れてこそ物が考えられる。
距離が必要である。刺激も必要である。
愚人にも賢人にも会わねば成らぬ。
じっと端座していて物が考えられるなどあれはうそだ―』
確か、脳学者の茂木さんもこんなことを何かで語ってた。
『人が行動を起こすにはどうすればいいか―。 要は考えないことです。
自分で考えて問題を解くというアプローチの最大の欠点は、
そこに他人や世間がないことです。
行動をすることには考えることよりも必ず多くの要素を含んでいて、
考えているだけでは解決しないような問題が、行動すると解決したり、
そもそも問題ではなくなったりします。』
恐らく、それは「行動」ということの真理なのだと思う。
行動あるのみ。
