思えてしまうのは。 | ゆうのブログ

ゆうのブログ

ブログの説明を入力します。



高校時代の頃を思い出した。
とあるヤツのこと。
漫画で言えば単車を乗り回しまくるようなちょっと気合が入ったルックスの彼のこと。
同じクラス。
彼の座席は一番左の列の先頭。
スラっと細長く、
ある時めちゃくちゃシャイな彼が俺に
「○○(共通の友だちの名前)知ってる?」と、歩み寄ってきてくれたことがある。
目も合わせず歩み寄ってきた。
でもそれでよかった。
なんかホッとしたことを覚えてる。

そんな彼は相変わらずグレた性格で
相変わらず無口で。
常にひとりで。

ここでもうひとり関連する者がいる。
紐付くのは、歴史の先生。
当時定年間近のおじいちゃんだった。

正義感溢れたおじいちゃんはハキハキとモノを言う。

その「正義感」のターゲットは逸脱した彼へ。
ハキハキは常に快調、
視線そらさず大声で叱ったり、
でもある日は
「いいぞ、おまえ、おまえはやればできると知ってるぞ!」。


そんなある日、
同級生の彼は、突然旅立ってしまった。
休日に昔からのツレと遊んでいた時に、不慮。
正直言えば、やっぱり原因は彼ら自身にあったのかもしれない。
「まさかこんなことになるなんて」
こだまの連続だったとおもう。


次の日は朝から全校集会。
集団は下向く虚ろの中、
歴史のおじいちゃんは終始ずっと空中を見上げてた。俺はそれを見てた。

一点を見つめる。
表情と、瞬き。
人生の大先輩は何をおもった。





--アトガキ--

先月高熱出して、味覚嗅覚が戻らない日が続いた。とっても厄介だった。
「どうにかしてくれ」とずーっとボーっとしてたんだけど、
何がおもしろいって、いろんな夢をみて。

たとえば今回自分がこういった温度感で言葉を紡ぎたいと回顧する時点で常日頃から当時を思い返してるわけではないことが読み取れる。
やっぱりきっかけはいつだってひょうな出来事だから。
かなしい出来事だったとしても
それでも愛おしいと思えてしまうのは不思議なもんなんです何をどうしたって。
邂逅の逆襲。