やれやれぇ・・・ | Between The Sheets ~夢への抒情詩~

Between The Sheets ~夢への抒情詩~

寝る前にちょこっと読んでほしい、素敵な物語をあなたにお贈りします。

 と、深呼吸をする前に。

 みなさま、
 ご心配をおかけして申し訳ありません。

 無事、退院いたしました!



 2泊3日の入院でした。


 
 初日に手術をして、
 それから2、3日安静にとのことで
 この日程だったのですが。

 本当は明日くらいに退院だったみたいだけど、
 最初に聞いたときは今日退院予定ってことだったから
 さっさと帰らせてもらっちゃいました。

 ホント大した病気でもなかったし、
 あとは自分で毎日ケアする程度のことだったから、
 お医者さんもOKしてくれて。

 あー、すぐ退院できて
 ホントによかったぁ。



 病室では、
 本を読むか寝るかの生活でした。
 1日目なんかは絶食だったし、
 麻酔が効いていたから動けなかったし。

 かなーり、だらだらしてました。

 ま、療養中だからそうせざるを得ないんですけどね。

 看護婦さんも親切で、
 悪くはない病院生活だったんですけど。



 勘弁して~、ってことがひとつ。



 それは、点滴。

 注射もそうだけど、
 針が体内に入ってくるあの感覚が、
 どうしても慣れないんですよね・・・。

 それに点滴は、
 一定時間入ったままだし。

 1日目はもう、
 点滴だけでずーっと栄養を取っていたから
 ホント地獄でした。
 (↑大げさですね、すみません)



 2日目。
 ようやく点滴から解放されたー!!
 と、思ったら。

 「抗生物質の点滴しますねー」
 朗らかな看護婦さんの声。

 えーーー!!!

 ・・・まあ、仕方がないか。
 明日退院できるはずだし。
 そう割り切って、左腕を差し出しましたよ。



 すると、
 腕の関節のところに針を刺すじゃありませんか!



 採血のときはよく
 その部分にされるけれど。

 1日目は外側の手首付近だったから
 まだ我慢できたんです。

 でもその関節部分は、
 まさにわたしのウィークポイント。
 なぜか昔から、
 そこに針を刺されるのは大嫌いなんです。



 だけど、
 そこはイヤだからやめてくださいと
 言うわけにもいかず・・・。

 結局、点滴が終わるまでの数分間、
 じっと我慢しました。



 で、3日目(今日ですね)。
 
 「ようやく帰れるー!」
 と、嬉々としつつも、
 「でも、まだはっきりと退院の時間聞いてない・・・」
 と、少し心配だった朝。

 「おはようございまーす。朝の点滴しますよー」
 さわやかに微笑む看護婦さんの片手には、
 一本の抗生物質が。

 まだあるんだ・・・。

 がっくり。

 もしかしたら、今日は帰れないんじゃ・・・。

 早朝に、
 ナースセンターの看護婦さんに尋ねた時も
 「先生に聞いてみますね」
 という返事しか返ってこなかった。
 
 そして今、「朝」の点滴。
 (ということは「夕」もあるんだろうな・・・)

 不安がどんどん大きくなる。



 もう絶対帰らせてもらおう!と意気込んで、
 点滴が終わった後
 看護婦さんにもう一度聞きました。

 「今日は帰れないんですか?!」

 夕方も点滴なんて、
 たまったもんじゃないやい!



 そして、昼前。
 必死な訴えかけが功を奏したのか、
 見に来てくれたお医者さんが
 「退院してもいいよ」
 と、ようやくおっしゃってくださいました!!

 ああ~、よかったぁぁ~。

 

 そんなこんなで、
 わたしの短い退院生活は
 無事、終了したというわけです。

 あれ?
 何か点滴の話しかしてませんね(笑)。

 

 今回の病気で学んだこと。
 
 「大丈夫だ」って思っていても、
 ちょっとおかしいと思うことがあったら
 すぐ診てもらうこと。

 まあいいや、ってほっといたら
 すぐ処置したら簡単に治るものも
 厄介な状態になってしまいます。



 それにしても、
 健康っていいことですね。

 こうしてのびのび暮らせるのも、
 健康な身体があるからだーって
 忘れないでいたいものです。